ローラーメジャーと言うのは目盛の打たれた円形の板を転がして長さを計測する為の計測機で、直定規で計測する事が出来ない様な湾曲した様な素材の長さを計測したり地図上のクネクネとした道路の長さを計測したりと、1つ持っていると様々な場面で色々な用途に使用する事ができます。
そんなローラーメジャーの1つとして誕生したTirolerがバージョンアップして帰って来た「Tiroler 2.0」をご紹介致します。
アッパー目盛

ローラーメジャーの使い方は、始点となる場所にローラーメジャーのゼロの目盛を合わせた後にローラーメジャーを転がし終点部分に接触した目盛を読み取る事で長さを割り出します。
そしてローラーメジャーの目盛を読み取る際はローラーメジャーに顔を近づけて目盛を読み取らないといけないため、出来るだけ目盛と垂直に顔を近づけないと正確に目盛を読み取る事が出来ないと言う使い辛さと言うか目盛の読み取り辛さがあります。
そこでこのローラーメジャーではローラーメジャーの下部に始点や終点部分に合わせる線(目盛)を設けつつ、実際の目盛は180°反対側の上部に設ける事で、目盛がとても読み取り易くなっていますし、読み取る数値の部分には赤色の指示線が設けてあるだけでなく読み取る目盛部分を頂点とし山型に窓を開ける事で、目盛を間違えずに読める様に工夫がなされています。
ヘタらない滑らないOリング

次にローラーメジャーは金属製のものが多く、ローラーメジャーの側面には硬化の側面に刻み込まれている様なスリットが刻み込まれているのですが、表面が濡れたガラスやツルツルの金属板ですとローラーメジャーが滑って正確に長さを計測する事ができません。
そのため最近のローラーメジャーにはゴム製であったりシリコン製のOリングがメジャーに取付られどの様な素材のものでもローラーメジャーが滑らない様になっており、この「Tiroler 2.0」にもシリコン製のOリングがはめ込まれているのですが、ゴムやシリコンと言うのは紫外線や空気中の水分などで加水分解してボロボロになりやがて分解されてしまうのですが、このローラーメジャーには長く愛用して頂ける様に特別に設計された硬化したりする事もないOリングが使われており、ずっと使い続ける事ができる様になっています。
素早く計測する事ができるクリック音

そしてローラーメジャーにはもう1つ、ローラーメジャーを動かしている間はずっと目盛を見続け何周回ったのか見続けていなくてはならないと言うデメリットと言うか難点があり、何周回ったのか覚えていないとまた計測し直さなくてはいけません。
ですがこの「Tiroler 2.0」では1周回るとカチッとした音が鳴りローラーメジャーを持つ指に振動を感じさせてくれる様になっていますので、目盛をずっと見ていなくてもカチッとなる振動を指先に神経を集中して感じ取る様にしておけば、素早くローラーメジャーを転がしても正確に長さを計測する事ができる様になっていますし、このローラーメジャーは1周10cmキリの良い長さになっており、暗算でも簡単に長さを算出する事ができますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。















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