多枚刃のT字型カミソリを愛用している方も多いかと思いますが、髭が太く濃い人ほど触った感じでは髭は綺麗に剃れているはずなのに見た目はブツブツと残った毛根が黒かったり青く見えたりします。これは多枚刃を押し引いてちょっとずつ毛先から髭を剃っている為に、刃に引っ掛かって髭が引っ張られながら斜めにカットされる為に髭のカットした断面積が増えてしまい綺麗に剃れていても見た目は剃り残しがある様に見えてしまうのです。
では剃り残しがある様に見えない様に髭を剃るにはどうすればいいのか?ヒントは理髪店(散髪屋)さんにあるカミソリです。1枚刃でスパッと皮膚表面と同じレベルで髭をカットすれば手で剃り跡と触ってもツルツルとしていますし、見た目もあまり気になりません。そんな剃り味が出せるのがこの両刃のT字型髭剃り「Rockwell Chrome」です。
この「Rockwell Chrome」は「Rockwell Model T」と言う同じ会社の同じ仕様の髭剃りの廉価版でModel Tが台座と刃との間の距離を0.38mm~1.12mmの間で6段階でダイヤルで変える事ができたのに対して、この「Rockwell Chrome」は3つのアダプター(プレート)が用意されており、1つのプレートを裏返してセットする事で台座と刃との間の距離を2通り変える事ができます。
そしてプレートAが台座と刃の間の距離がレベル1(0.38mm)と3に180度裏返してセットする事で変える事ができ、プレートBが2と4、そしてプレートCが5,6(1.12mm)となります。そしてこのプレートAのみだけが付属した商品が「Rockwell 2C」で一番安く、3種類のプレートが付属したものが「Rockwell 6C」になります。
ですからあまり髭が伸びな&毎日髭剃りを欠かさない、伸ばしても2~3日と言う方は「Rockwell 2C」で十分ですし、髭が濃いだとか伸ばすと1週間くらい伸ばしていると言う方にはプレートAでは何度も何度も往復させないと切れませんからそう言う方には「Rockwell 6C」がオススメです。
そしてどちらも調整機能がついていませんが、プレート式になったのでModel Tの半額になっており、とても手軽に購入できる価格になっています。
そんな「Rockwell Chrome」の刃のセットの仕方ですが、これは非常に簡単でハンドルを回してキャップその他部品を一度バラバラにします。そうしてキャップにカミソリの刃を乗せ、その上にプレートを乗せてハンドルをネジ止めするだけなので交換作業も非常に簡単ですし、部品全部をバラす事ができますから各部品も綺麗に洗う事も可能です。
特に髭剃りの場合は石鹸やシェービングクリームが溝やつなぎ目に残ってしまってよく汚れ、時につなぎ目などは綺麗に残った石鹸カスを洗い出したりする事ができなかったりしますが、この「Rockwell Chrome」は全ての部品をバラバラにする事ができますから常に清潔に保つ事ができます。
そして気になる替え刃の値段ですが、これも驚くほど安いのです。刃は規格が統一されており数多くのメーカーがたくさん販売されていますから、どのメーカーの刃を選ぶかは肌との相性次第ですが、10枚パックで500円前後、安いものだと300円前後でありますから1枚あたり安いもので30円と考えるとすごくコストパフォーマンスの良い製品ですよね。なお刃についてはAmazonで”カミソリ 両刃”で検索をかけてもらえば数多くの製品が出て来きます。
ただ唯一、多枚刃と違って1枚刃のこの製品の場合注意しなければいけないのは、ホテル等のカミソリと同じで髭を十分に温水で濡らして髪の毛を柔らかくし毛穴を広げておく事と、タップリとシェービングクリームを塗って剃らないと血だらけになりますのでご注意下さい。
なお詳細については下記URLをご覧ください
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