NASサーバーと言うのは言うなれば自前のクラウドサーバーの様なもので、みなさんもiCloudやDropBox、GoogleDrive等のネットワークサーバーにファイルを保存されていたりするかと思いますが、NASサーバーはそう言ったクライドサーバーを自宅であったりオフィスのネットワークに接続する事で自分自分で設置する事が出来ます。
ですので、NASサーバーを設置すれば今まで月単位であったり年単位でずっと支払って来たクラウドサーバーの使用料を支払わなくて済みますし、自前のサーバーですので、外部のインターネットに接続しなければデータが流出してしまったりと言うリスクもありません。
そこで今回はコンパクトで自宅にも設置し易い2種類のNASサーバー「LincPlus LincStation」をご紹介致します。
LincPlus LincStation N2
今回紹介するNASサーバー「LincPlus LincStation」には”LincPlus LincStation N2”と”LincPlus LincStation S1”と言うバリエーションがあり、まず最初に紹介するのは”LincPlus LincStation N2”になります。
この”LincPlus LincStation N2”には4つのM.2 NVMe SSDスロットと、2つの2.5インチSATAポートを備えており、どちらも最大8TBまでのメディアを搭載する事ができ、M.2 NVMe SSDの方は合計で32TB、SATAの方は合計で最大16TBまで搭載する事ができ、合計で最大48TBのNASサーバーを構築する事が出来ます。
更にこの”LincPlus LincStation N2”にはインタフェースとして10GbEのEathernetポートを搭載しており、NASサーバーなのですが、ほぼ外付けのSSD、場合によってはPC内蔵のSSDと変わらない速さで読み書きする事が出来ますので、読み書きが遅くてストレスがたまると言う事もありません。
そしてまたこの”LincPlus LincStation N2”にはUSB-AやUSB-Cポートも備えており、外付けSSDなどを増設し、容量を増やす事が出来る様にもなっていますし、キャッシュやNAS用OSを搭載する為に128GBのeMMCを内蔵しているのですが、NAS用のOSなども入れ替えたりする事が出来ますので、かなり自由度が高くカスタマイズする事が出来る様になっています。
LincPlus LincStation S1
次に紹介する”LincPlus LincStation S1”は”LincPlus LincStation N2”が個人用のNASサーバーであったのに対して、”LincPlus LincStation S1”は大人数でシェアする事が出来る様に設計されています。
まず搭載する事ができるメディアはM.2 NVMe SSDが2枚で、最大8TBまでのSSDを搭載する事が出来ますので合計で最大16TBのM.2 NVMe SSDが搭載する事が出来ます。
そしてSATAは3.5インチのSATAが合計で4台の搭載可能なのですが、最大24TBのHDDを搭載する事ができ合計で最大96TB、M.2 NVMe SSDと合わせると112TBもの大容量のSSDを構築する事が出来ますし、3.5インチHDDは工具を使わずに簡単に交換出来る様になっています。
そしてまたこのNASサーバーには2.5GbEのEathernetポートを2ポート備えており、複数のユーザーがアクセスした際に遅延しない様になっているだけでなく、このNASには16GBのDDR5メモリーが搭載されているのですが、NASではおそらく初であろうメモリーが交換する事ができる様になっており、より大容量のメモリーに乗せ替える事で処理スピードが上がりますので、大人数のユーザーが一気にアクセスした際の遅延なども軽減しますので、もし詳細なスペックをお知りになりたい方は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/lincplus/redefining-nas-style-power-and-usability-with-lincplus
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