この夏にビーチやプールで”エアソファー”と呼ばれるクッションを使っておられる方を見かけられましたでしょうか?元々はドイツの会社が発売したLayBagが始まりで今ではコピー品が山ほど出ており、日本で買うと約1万円近くする商品なのですが、コピー品ですと1/5以下の値段で買えるものもあります。
このエアソファーの構造はとても簡単で、よく雨の日にショッピングセンターやスーパー等で見かけるビニール製の傘袋の様なもので、この長細いビニールの筒に空気を入れて口を閉じる事で空気を閉じ込め二つ折りにしてちょうどカヌーの様な形にしてソファーとして使用します。ですから膨らませる時も風がちょっと強めに吹いている時はエアソファーの口を開いて左右に腕を振るだけでパンパンにエアソファーを膨らませる事ができますし、風がない時でもちょっと小走りに走れば同じ様に膨らませる事ができますし、畳むときも口を開いて反対側から巻いていけば簡単にエアーが抜けますのでビーチマットや浮き輪の様に空気を出すのに苦労してなかなか畳めないと言う事はありません。
そしてこの「FUTO」もそんなエアーマットの1つです。
ではこの「FUTO」が他のエアソファーとどう違うのか?と言う点ですが、現在売られているエアソファーは全て一人サイズ用でしかも二つ折りにしたチューブの間に挟まる様に寝そべるしかなく自由に寝返りを打ったり下や横に向いて寝るのが非常に厳しく上を向いて寝るのがベストな寝方の様なエアソファーなのですが、この「FUTO」はクイーンサイズ(縦190cm×横100cm)のベッドの様な形状をしており耐荷重は650lbs(約295kg)、と身体の大きな大人が二人で寝ても全くビクともしない構造になっています。
しかも現在売られているエアソファーはほとんどものがPVC(ポリ塩化ビニール)でできていて防水性があり水に浮かべるビーチマットの様に水に浮かべて楽しむ事もできるのですが、PVCはご存じの通り紫外線で劣化しますから粗悪なPVCを使っていると2,3回で穴が開いてしまったり、薄い薄いPVCを使っていると圧力に負けて座っただけで弾けて使えない様なエアソファーも実際に存在したりするのですが、この「FUTO」は熱気球の気球部分に使われている様な耐水性、耐久性、耐熱性に優れた素材を使っていますから「FUTO」を広げた場所が岩場や角の尖った石の様なものがゴロゴロと転がっている様な場所でも破れる心配もありません。
そして「FUTO」は中が小さな筒がいくつも入っている様な構造でしかも細かく4層になっておりそれぞれの層で空気を貯め込みますから空気が抜け辛いので「FUTO」の公称エアー保持時間は8時間と謳っていますがもっともっと長くエアーを保持できる様な構造になっています。
しかも膨らませ方は他のエアソファーと同じで空気を送り込むだけなので30秒もあれば十分に空気を入れてセットをして使える様になりますから、ビーチやプールで使うのもいいのですが、キャンプ用の寝具として使ったり、車中泊で使うエアマットレスとして活用する方法もありますよ。
なお詳細については下記URLをご覧ください
https://www.kickstarter.com/projects/1739870524/futo-the-worlds-most-ultimate-air-mattress
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