たまにオンシーズンでいつものホテルが取れずに予約サイトに掲載された写真や口コミを見てホテルや旅館を予約していざ宿へ着いてみると想像していたものよりもずっと建物が古くてこの宿大丈夫って思った事ってありませんか?でもまぁ部屋に入ってみると部屋の中はまずまず小綺麗に改装してはいても、トイレやお風呂の水から茶色に錆びた水やお湯が出て来るのは論外ですが、金属臭がするだけでもそのお湯で身体を洗うのも歯磨きをして口を濯ぐのもちょっと躊躇ってしまいますよね。
その他にも公園や澄んだ山の上の小川の水や岩清水の様な水も一見綺麗で濁っていなくても目に見えない有害な物質が含まれているかもしれません。そう言う水が飲用に適しているのかどうかを一瞬で検査し、飲用に適していなければ飲める様に濾過してくれるウォーターボトルがこの「Ecomo」です。
この「Ecomo」の最大の特徴は水質をチェックするだけではなく、濾過して飲める様にできる所です。この「Ecomo」にはセンサーが内蔵されておりボトルに水を入れて振るだけで濁りやTDS(Total Dissolved Solid:総溶解不純物:物質にはカルシウム、マグネシウム、ナトリウム、炭酸塩、塩化物、硫酸塩、有機イオンなど)を瞬時に計測しその水が飲用に適するかどうかを3段階で表示してくれます。
ではもし飲めないと判定された場合はどうするのかと言いますと、それがこの「Ecomo」の特徴でボトルの中で1枚の板の様になったフィルターがこの「Ecomo」の中には入っており、「Ecomo」の底とボトルの胴体部分を両手で持ってボトルの底を回す事で底と一体化されている3層構造のフィルターがボトルの中でクルクルと回り、あらゆる汚染物質(農薬、石油製品、細菌、および一般的な鉛、水銀、銅、カドミウムと言った重金属)を取り除いてくれます。
ただフィルターを回すってかき混ぜているだけでどうして濾過できるの?と思われる方もおられるかと思いますが、このフィルターはマイクロポア構造と言う細かい穴が蟻の巣状にフィルター内で広がっていますからフィルターを回す事でこの穴の中に汚染物質は入り込み一度入り込んだ汚染物質はフィルターは吸着してしまいから決して再び水の中に溶け出して来ると言う事はありませんから、「Ecomo」はフィルターを通して水を漉すと言う作業をせずとも「Ecomo」に入れた水を浄化する事ができるのです。
また「Ecomo」は水質チェック機能や浄化機能についつい目がいきがちですが、保温ボトルとしての性能も良く、アイスなら24時間、ホットなら12時間も温度を保つ事ができる性能を持っていますから、いつでもどこでも温かいものは温かく、冷たいものは冷たく頂ける性能も持ち合わせています。
そしてその他機能としましてはボトルの表示装置は取り外しが可能で、取り外して手首に巻く事でBluetooth活動量計として機能します。そしてその日の気象条件(気温や湿度や天候)と運動量を分析する事で最適な水分補給時期を知らせると共にどれくらい水分を摂取しているのか?あと1日の目標摂取量までどれくらい摂取しなければならないのかと言う事までこの「Ecomo」は管理してくれますから、特に熱中症に気を付けなければならない様な季節においてはこう言う機能は有り難いですよね。
また気になるバッテリーの連続稼働時間やフィルターの寿命ですが、バッテリーは1回のフル充電で通常の使用の仕方(表示装置を活動量計として毎日使用)で約1週間は充電フリーですし、フィルターの方もフィルター1つで30ガロン(約113L:500mLペットボトル約226本分)濾過する能力がありますから、2~3ヶ月は1つのフィルターで濾過可能ですし、フィルターも1個あたり$10ですから、ミネラルウォーターを買うよりも、コストコの500mLの1本20円のミネラルウォーターを買うよりもずっと安くつきますし、ペットボトルのゴミが出ないのもエコですし、ボトルはフィルターが接続されている底を取れば本体の筒の部分は食洗機で丸洗い可能ですから常に清潔に保つ事ができます。
なお、「Ecomo」にどう言う色のボトルが用意されているのか?どう言う機能があるのかの詳細については下記URLをご覧ください
https://www.kickstarter.com/projects/ecomo/ecomo-the-worlds-first-bottle-that-tests-and-filte
この記事へのコメントはありません。