ライブやコンサートへ行ったりライブビデオを観るとプロのミュージシャンの方が耳にインナーイヤー型(カナル型)のヘッドフォンをしているのを見かける事があると思いますが、あれはバックバンドの方が演奏するメロディーを周りのノイズ(観客の声援やスピーカーから出る音)でかき消されて聴き取れないのを防ぐ為にあえてしているもので、しかもプロのミュージシャンの方はステージ上を縦横無尽に動き回ったり跳ねたりしますから普通のインナーイヤー型のヘッドフォンでは耳に差し込んでいるだけなので自分の耳に合っていてもズリ落ちる事があり、それはジョギングやジムでトレーニングをされる方ならよく経験する事でもありますが、それを避ける為に市販のヘッドフォンではフック等をつけて耳に引っ掛けてずり落ちない様にするのですが、それでも激しく動くとスピーカー部分が段々と耳の穴からズリ出て行きますので、ヘッドフォンの隙間からノイズが入って来て音が取れない事があります。
それを避ける為に指紋と同じで人それぞれ全く違う耳の形に合う様に耳の型をとって作るイヤホンがCustom In Ear Monitor (カスタム・イン・イヤー・モニター)で略してカスタムIEMと言い、イヤモニと呼ぶ方もおられますが、耳の型を取ってイヤホンをカスタマイズ製造しますから、しっかりと耳は密閉されますので高遮音性を有しており周りのノイズは一切入って来ませんから主にミュージシャンやサウンドエンジニアの方が正確なモニタリングの為に使用されているのですが、最近ではカスタムIEMも比較的安価に作れる様になって来ており、より良い音でサウンドは聴きたいと言う方にも広まっているのですが、そのカスタムIEMをiPhoneを使える様にししかもハイレゾ音源をデコードするDACを内蔵したアダプターがこの「Capri」です。
ではこの「Capri」はどう言う製品なのかと言いますとiPhoneのLightining端子に直接接続するDAC(Digital Analog Converter)アダプターとカスタムIEMの2つの製品が提供されており、Lightning-DACアダプタ単体でもカスタムIEMとのセットも購入できますので、既に自分のイヤモニを持っていると言う方はLightning-DACアダプタのヘッドフォンケーブルが2ピンタイプなのかMMCXと言ってSMAコネクタの様なコネクタなのかどちらかを指定するだけですし、もしイヤモニも持っておられない方はこの機会にカスタムメイドのイヤモニを作る事ができます。
ちなみに「Capri」のLightning-DACアダプタで接続できるイヤモニは主に
MMCXタイプ
- Shure SE215/315/425/535/846
- Ultimate Ears UE900/900S
- Westone W, UM Pro, ES, AM Proシリーズ
2ピンタイプPIN
- AAW CIEM
- Westone UM2 RC, UM3X RC, 4R, CIEMs
- Noble, 64 Audio, Empire Ears, Vision Ears, JH 2ピンシリーズ, Earsonics.
- その他ピン間ピッチが0.78mmのCIEMブランドのもの
と言ったモデルが接続できる様になっています。
そしてハイレゾDACアダプタの方のスペックはと言いますと
再生周波数:5〜45kHz
最大出力:128mW@16Ω
SNR: >101dB
出力インピーダンス:1Ω以下
再生サンプリングレート:44.1kHz, 48kHz, 88.2kHz, 96kHz
ビットデプス:1bit,16bit,24bit
となっています。
そして「Capri」はMFi認定されている製品で将来的にiPhoneが標準でハイレゾ仕様の音源を再生できる様になった場合は、iPhoneから直接「Capri」のファームウェアを書き換えて新しい仕様のiPhoneで使用できる様に将来の事もよく考えられています。
なおLightning端子以外にもUSB-Cコネクタタイプも用意されていますので最新MacBookやUSB-Cコネクタを採用しているAndroid端末でも使用可能ですし、ヘッドフォンにはどの様なドライバーが使用されているのかと言った詳細な情報は下記URLにてご確認下さい
https://igg.me/at/capri-lightning-cable/x/7929074
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