クーラーボックスは保温性能が高いに越した事はないのですが、保冷性能が高いと言う事はそれなりに断熱材が部厚いか密閉性が高いと言う事になり、保温性能を高めようとすれば断熱材を厚くすればいいのですが、そうすると内容量に比べて壁の厚さばかりが増して大きいのだけれど、入れられるモノの容量は少なくしかも重い!!と言う事になりますし、今度は気密性能を高めて外の暖かい空気がクーラーボックスの中に入り込まない様にすると、それはそれでクーラー内の温度が上昇した時にクーラーボックス内の空気が膨張してクーラーボックスの破損にも繋がりますし、冷却の為にドライアイスを入れるなんてとんでもありません。
ですが、この「Maluna」は独自で開発をして特許も取得した”プレッシャーレギュレーター”を「Maluna」に装備する事で気密性を保ちつつもクーラーボックス何で膨張した空気を外へと逃がしてクーラーボックスが破損するのを防止します。
では”プレッシャーレギュレーター”とは何かと言いますと、圧力鍋の蒸気が吹き出る弁を想像して下さい。圧力鍋の場合、簡単なもの蒸気を逃がす穴にオモリを乗せて鍋の中の圧力が上がると吹き出る蒸気がオモリを持ち上げて鍋の中の圧力を一定に保ちますし、この「Maluna」ではよくある圧力弁と同じで穴の上に金属球で蓋をし、その金属球をスプリングで穴に押さえつける事で、スプリングの押す圧力以上にクーラーボックス内の圧力が高まると金属球と共にスプリングが押され、金属球が塞いでいる穴から空気が外に排出されてクーラーボックスの中の圧力を一定に保つと言うわけです。ですので通常、クーラーボックスと言うとドライアイスを入れておくなんて事はクーラーボックスを変形させるか、最悪は壊してしまうのでダメなのですが、この「Maluna」ではそれができますので、夏場に買い物に行って冷凍食品やアイスクリーム等を買い、帰るまでに溶けてしまったり食材が傷んだりしないだろうか?と言う心配をしなくても良くなります。
次に特許を取得しているのは”カム式ヒンジ”です。これは蓋とボディーを接続する為の接合金具で、通常はドア等に使用される蝶番と呼ばれる部品を使用して蓋をボディーに取り付けるのですが、これが長年使用していると蝶番が金属であれ樹脂であれ変形してくるとどうしても蓋が浮いて来て密閉性能が失われてしまうのですが、この「Maluna」では弾性力を持ったL型の樹脂部品を独自に開発する事で蓋を閉めた時はその”カム式ヒンジ”の持つ弾性で蓋をボディーに強く引っ張り維持する事ができますし、またこのヒンジはネジ4本で簡単に外す事ができますので、蓋が非常に汚れて外して洗いたい時等にも便利ですし、もちろん部品そのものも交換する事もできます。
そして最後は”サーモメータードレンプラグ”です。これはドレンプラグと言って水抜き穴にねじ込んであるプラグに温度計が内蔵されており、クーラーボックスの中の温度を蓋を開けずに確認する事ができますから、温度を確認する度にクーラーボックスの蓋を開けて中の冷気を外へ逃がして、せっかっく冷えているクーラーボックスを自ら温めてしまう事を防止できます。
そしてその他にも底部にはL型の強力な磁石とラバーが合体した滑り止めが取り付けてありますので、船のデッキが金属であればその強力な磁力でピッタリと「Maluna」は船体に固定されますし、船体が金属でなくても大型のラバーストッパーで「Maluna」が船体の上で激しい揺れで横滑りするのを防ぎます。
またこの「Maluna」は”YETI”のクーラーボックス並みの頑丈さを持ち保冷性能は”YETI”の20%増しです。こう言って”YETI”をご存知の方はかなりの”釣りバカ”さんかもしれませんが、”YETI”はクマに襲われてもビクともしないクーラーボックスとしても有名で、その頑丈さは折り紙つきです。ですから多少、手が滑って落として岩場で転がそうが、表面は傷がつきますが、ヒビが入ったり穴が空いたり割れたりと言う事は一切ないのが特徴で、この「Maluna」もそれは同じです。
https://www.kickstarter.com/projects/1959420163/maluna-premium-coolers-that-ice-the-competition-by
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