みなさんは、持ち主の後ろにピッタリとくっついて自動走行するスーツケースの映像をワイドショーやネットニュース、クラウドファウンディング等で見られた事はありますでしょうか?
そしてそれを見て本当にそんな勝手に障害物を避けてついて来てくれるスーツケースなんてできるの?と思われた方も多いのではなでしょうか?
ですが技術的には今の車の自動運転技術を利用すれば、直ぐにでも応用できてしまいます。特にカメラで周囲の映像を撮影し、人や物を検出すると言うのはカメラ単体でできてしまいものもあります。そしてその障害物との距離は自動運転技術で注目のLiDAR(Light Detection and Ranging)と言うレーザーを使い障害物までの距離を計測して一定距離の空間を360°立体マップ化するセンサーや、最近軽自動車にでも搭載される様になったブラインドスポットモニター(車両後方の障害物をミリ波レーダー等で検出して、サイドミラーに車両や障害物がある事をインジケーターで表示すると共にウインカーを出した際に警告音等でも車両の存在や危険を知らせるシステム)技術を使えば自動走行させるなんて言うのは、難しくはありません。
ですがそう言うシステムは一度不具合を起こすと、私達の手ではどうしようもなく、勝手にどこかへ行ってしまう可能性もないわけでもありませんし、人にぶつかって怪我をさせてしまう可能性がないとも言えません。
そこで現実的にモーターを内蔵して自動走行するけれども、操縦は人の手に委ねるスーツケース「BlueLed Luxe」を今回はご紹介致します。
まずこの「BlueLed Luxe」にはモーターでの自動走行を行わない「BlueLed Luxe」と、モーターで自動走行する「BlueLed Luxe Plus」の2タイプのスーツケースが用意されています。
そしてどちらも大きさは内容量は55cm×40cm×20cmで内容量44Lで、搭載されているバッテリーも98Whと同じでどちらもデジタルガジェットを充電する為のUSBポートを外部に2ポート備えたスーツケースになります。
そして「BlueLed Luxe Plus」はモーターによって最高速度13km/h(一般的な成人の歩行速度は4km/hで、せっかちな都会の方だと6km/hと言う事も言われています)、そしてバッテリーを走行用に全て使うと最大何と48kmも連続走行する事ができます。
ただ舗装されていない砂利道や石畳と言った凹凸の大きい道路は地上高(地面からスーツケース下面までの距離)が5cmもない上に車輪も一般的なスーツケースの車輪と同程度も小さな車輪しか装備していませんので、スーツケースの下面が地面と接触してスタックしたり、車輪が溝にはまってしまったりと言う事もありますので、走行させられるのは空港や建物内、綺麗に舗装されて凹凸のない道路と言った様に制限はあります。
そしてその操縦は手の中にスッポリと収まるジョイスティックのついたハンドリモコンで行う事ができますので、操縦に慣れてさえいれば人にぶつける事もありませんし、自分で操縦するのですからスーツケースが暴走して走り回る心配をする必要もありません。
また手に持ったリモコンが周囲の方に見つからなければ、きっと自動走行するスーツケースだ!!と思われて注目される事は間違いありませんので、もし興味を持たれた方は下記URLEDにて詳細はご覧ください。
この記事へのコメントはありません。