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金属製なのに電子レンジで温める事ができる取っ手のとれるステンレス製フライパン「MakEat PAN」

よく電子レンジに金属製の容器を入れると燃えるなんて事を言いますが、これは半分正解で半分不正解です。
電子レンジにはマグネトロンと言うマイクロ波を発生させる真空管が入っており、金属製容器を入れた際にマグネトロンから放出されたマイクロ波が金属製容器に反射し、マグネトロンに当たる事でマグネトロンが発熱し、最悪の場合は発火する事もあるからです。

では一体、金属製容器を入れた際にバチバチと火花が発生するのはどう言う事なのかと言えば、例えばアルミなどは金属に表面に自由に動く事ができる電子がいっぱい詰まっており、マイクロ波の振動によりこの電子が激しく動き放電し、電子が他の物体に移る際にパチッっと言う音と共に火花を飛び散らしますが、ステンレスの場合はそう言う事は起こりません。

そして今回紹介するフライパン「MakEat PAN」はそう言った事象を研究した上で作られていますので、電子レンジを使って温める事が出来ます。


電子レンジでの加熱ができる魅力


今回紹介するフライパン「MakEat PAN」は、ガスやIH、オーブンで使用できる他に電子レンジでの温めにも対応しているのが最も魅力的なポイントになります。
フライパンを電子レンジに直接入れて加熱できる事で、温め直す際にコンロを使うと焦がしてしまったり、煮詰まったりする事がありますが、電子レンジだとそう言った事がありませんし、ある程度温めた上でコンロにフライパンをかけて温め直すと言った事も出来ます。

そしてまた、調理する際に電子レンジを使って食材にある程度火を通しておけば短時間で調理する事が出来ますし、焦がしたりする事もありませんし、煮炊き物などは早く味を染ませる事ができますし、何より直接フライパンを電子レンジに入れる事ができる事で、温めるだけに容器を使い洗い物が増えたりする事がないのが魅力的なポイントです。

そしてこのフライパン「MakEat PAN」は外側に磁性ステンレス、中間層にアルミ、内側に304ステンレスを使っており、中間層のアルミが熱を均一に伝える様になっていますので、加熱ムラなどもない様になっています。


食器代わりにもなるフライパン


次にこのフライパン「MakEat PAN」は、取っ手を取り外す事が出来ますので、場合によっては料理をそのままフライパンに乗せたまま食卓に出す事も出来ます。
そしてこのフライパンはノンコーティングなので直接、ナイフを使ってカットしたりしても傷付いてコーティングが剥がれると言う事もない上にノンコーティングなのに、油を使わなくても食材がフライパンにくっついたりすると言った事もありません。

そしてまたこのフライパンはどのサイズも直径が22cmと、料理するにもお皿として出すにもちょうど良いサイズで、Sサイズは高さが3.3cm、Mサイズは4.7cm、Lサイズは6.3cm、XLサイズは6.7cmと鍋として使えるものもあり、全てのフライパンは重ねて収納する事が出来ますのでスペースも取りませんし、キャリーケースに入れてキャンプなどに持って行く事も出来ます。


使い易く壊れ辛いハンドル


そしてこのフライパン「MakEat PAN」には、脱着可能な取っ手が付属しているのですが、樹脂製のパーツをスライドさせる事で金属製の取っ手が開閉する様になっており、脱着も簡単な上に構造が簡単な事から、熱で樹脂が割れて行き数年で壊れてしまったりする事がなさそうですし、オプションで蒸し器などもラインナップされていますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。

https://www.kickstarter.com/projects/liferich/makeat-pan-solves-all-your-cooking-woes

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