みなさんはPCやスマートフォンにたまりに貯まったデータはどの様に管理していますか?
スマートフォンだけを使っておられる方であればメモリーカードに保存すると言う方もおられますし、PCなら一杯になれば新しいハードディスクを次々と購入すると言う方やDVDやBlu-rayに焼いて保存される方もおられるでしょう。
ただこれらメディアは決して永遠に使い続ける事ができるものではないと言う事を知っておかなければなりません。特にメモリーカードは圧力や静電気等によってメモリー内のデータが破壊される事がありますし、HDDもディスクそのものは大丈夫でもコントローラーが壊れてしまうと言う事はよくあります。
そしてこれは、何千時間使い続けたから必ず起こると言うものでもなく、何百時間でアウトになるものもあります。
ですから大事な画像や動画等は1ヶ所に全てを保存するのではなく、コピーを分散してあちこちに保存すべきで、今回は最も安くそして安全に使えるクラウドストレージ「Cubbit」をご紹介致します。
HDDリソースを共有
さて、この「Cubbit」の一番ユニークな所はクラウドストレージと言いつつDropBoxやiCloudの様にサービス会社が全てのクラウドストレージを提供するのではなく、出資と言いますか供出したストレージの半分の容量を自分のクラウドストレージ容量として追加できると言う点です。
まず最初にこの「Cubbit」では512Gbyteか1Tbyteの2つからクラウドストレージ容量を選ぶ事が可能です。そしてもし足りなくなり追加したい場合は、新たにお金を払いストレージ容量を購入するのではなく、自宅に設置する「Cubbit」にHDDを接続する事で、そのHDDの半分の容量が自動的に自分のクラウドストレージとして追加される所です。
つまり最大4TByteまでのストレージをこの「Cubbit」では利用できますので、最初に1TByte利用できる権利を購入された方は6TbyteのHDDを「Cubbit」に接続すれば自動先にMAXの4Tbyteが利用できると言う訳です。
そして月額費用は一切不要で、一人につき4アカウントまで持てますので、最大16Tbyteを一生利用できる計算になりますので、普通のクラウドストレージを利用するよりも長期で見るとグッと格安です。
NASではない
そしてこの「Cubbit」は自宅に設置した「Cubbit」にHDDを接続するからと言ってNAS(Network Access Server)ではありません。
この「Cubbit」は全ての「Cubbit」同士がVPN(Virtual Private Network)で接続されインターネットの回線を利用してはいるものの、インターネットの空間の中に作られた全く別のネットワークでお互いに繋がりみなさんが使っているインターネットとは切り離されていますので、非常に安全です。
そしてそのVPNの中でお互いの「Cubbit」に接続されたHDDを融通し合う、これがこの「Cubbit」の本質です。
ですから自分のデータは自宅の「Cubbit」に接続されたHDDに保存されるのではななく、「Cubbit」を稼働させている誰かの「Cubbit」に接続されたHDDに保存されており、このデータは「Cubbit」にアップロードされた時点でAES256で暗号化された上に仮想通貨で有名になったブロックチェーン技術によって分散保存されますので、例えばあるHDDが壊れたとしてもそのHDDに入っている一部のデータは他の別のHDDにも入っていますので、データが永久に消失すると言う心配もしなくても大丈夫ですし、もちろんブロックチェーン技術を使っていますので、自分自身がデータに手を加えない限りは誰にも手を加える事はできませんので、これも安心して使える要素の1つです。
おさらい
他のブロックチェーンストレージと違うのはVPNを使い完全に閉鎖型であると言うこと、そして月額費用は不要。容量を増やしたければ大容量のHDDを接続して共有するだけ
これに魅力を感じられた方は下記URLにて詳細はご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/cubbit/cubbit-reinventing-the-cloud
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