スイスのアーミーナイフは、元々はスイス人の傭兵さん達が使う食事ツールとして作られたのが始まりです。
今のミリタリー用の食事は缶詰でもプルトップになっていて、缶切りがなくても開ける事ができたり、パウチ商品があったりととても手軽ですが、当時保存食は缶詰にするしか方法はなく、その為に缶切りは必須で、その他にナイフやフォーク、スプーンと言ったカラトリーも必要で、これら道具を別々に持ち歩くよりは1つにまとめた方が使い勝手もよく荷物も嵩張らず、忘れ物もないと言う事でアーミーナイフが生まれました。
そのアーミーナイフは進化して今ではLED懐中電灯やUSBメモリーなんてものが装備されているアーミーナイフもあったりと道具は時代と共に進化して来ていますが、使い勝手の悪い部分も残っていたりします。
そこで今回はVictorinox社製のボディー長91mmのアーミーナイフにクリップをつけて引っ掛けられる様にする「SwissQlip」をご紹介します。
引っ掛けられないデメリット
Victorinox社製のアーミーナイフを使っておられる方は一度出して来て見てもらえばよく分かりますが、アーミーナイフにペンについている様な挟む事のできるクリップはついていません。
これは共通しており、Victorinox社製のアーミーナイフにはキーチェーンはついているのですが、何故かクリップがついておらずズボンのポケットやバッグのポケット、ベルト等に引っ掛けておく事ができませんので、使いたいと言う時に重さもそれなりにあるので必ずポケットの底やバッグの底に入っていてなかなか取り出す事ができないのです。
クリップをつけると
一方クリップをつけるとどうなるか?
決まった場所に引っ掛ける様にしておけば、いつでもすぐに取り出す事ができますので、急いでいる時等はイラッとする様な事もありませんし、また紛失したりする様な事もありません。
またバッグの中だと引っ掛けておいた方がアーミーナイフが移動しませんので、本革の財布がバッグの中で擦り合わさり消えない傷がついたりと言う事もありませんし、クリップを取り付けるメリットは十二分にあります。
取付はネジ1本で固定するだけ
そして取付は超簡単。キーチェーンが取り付けてある穴からキーチェーンを外し、そこに合わせる様にこの「SwissQlip」をはめ込んでネジで固定するだけです。
ただ気を付けないといけないのは、この「SwissQlip」は、ボディー長91mmサイズのアーミーナイフ(ボディー長が短いものもありますので注意が必要です)に設計されており、他のシリーズではサイズが合わないのでを気を付け下さい。なおどのシリーズに取付可能なのかは下記URLのページにそのリストが掲載されていますのでそちらをご参照ください。
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