ワイヤレスイヤホンのパッケージやスペック表に書かれているTWSとは”True Wireless Stereo”の略で、TWSと書かれたワイヤレスイヤホンはホンモノのステレオで再生されると言う事になります。
と言うと今までの左右2つのイヤホンが付属したワイヤレスイヤホンはステレオではなかったの?と思われるかもしれませんが、厳密にはその通りで、スマートフォンとはどちらか片方のワイヤレスイヤホンだけが接続されており、もう片方のワイヤレスイヤホンは対になっているワイヤレスイヤホンと接続され直接スマートフォンとは繋がっていません。
その為に音声信号はどうなっているのかと言いますと、左右の音を合成した音声信号がスマートフォンと接続されているワイヤレスイヤホンに送られて、そのワイヤレスイヤホンからもう片方のワイヤレスイヤホンの音声信号を分離して送られてるのですが、遅延を少なくする為にデータ的にはかなり圧縮されていますので、音質的には落ちます。
それを左右のワイヤレスイヤホンを2つとも直接スマートフォンと接続してTWSに対応したのがAirPodsで、それに続けとクアルコムのQCC302Xチップを搭載したTWS対応のワイヤレスイヤホンが続々とリリースされています。
そこで今回はそのQCC302Xチップを搭載したTWS対応のワイヤレスイヤホン「MIFEFREE」をご紹介致します。
TWSにはSnapdragon 845チップ搭載スマートフォンが必須
まず「MIFEFREE」を最高音質で楽しむにあたり最低条件としてスマートフォンにクアルコムの”Snapdragon 845”チップを搭載している事が前提となります。
搭載されていなくてもBluetoothペアリングさせる事も聞く事もできますが、TWSで接続して高音質でサウンドを楽しむなら必須条件で、この記事を書いた時点で”Snapdragon 845”チップを搭載しているスマートフォンは
Samsung Galaxy S9 / S9+ / Note9
SHARP AQUOS R2
Sony Xperia XZ2 / XZ2 Compact / XZ2 Premium / Xperia XZ3
ASUS ZenFone 5Z ZS620KL
HTC U12+
Google Pixel 3 / 3 XL
OPPO Find X
と言う機種となっています。
Bluetoothイヤホンとしてのスペック
また肝心のBluetoothイヤホンとしてのスペックですが、最新のBluetooth5をサポートしており音の遅延や音飛びを無くし安定した楽曲の再生を行う事ができる他、バッテリーの持ちは楽曲の再生だけですと最大8時間とこのインナーイヤー型のイヤホンとしてはかなりロングな仕様となっています。
そして音の質を左右するドライバーは直径5mmとそう大きなドライバーではないのですが、20Hz〜50Hzの超低音域、2kHz〜6kHzの中高音から高音域にかけてピークを持って来ると言うちょっと変わった設計になっているドライバーが使われています。
と言いますのはグラフェンスピーカー以外のドライバーは低音域の再生を重視すると高音域が、高音域を重視すると低音域の再生が貧弱になると言うか弱くなってしまうのですが、このドライバーは何故か両方の相反する周波数領域にピークが来る様に設計されていますので、もちろん音質的には申し分ありません。
スマホの充電にも使える内蔵バッテリー
そしてこの「MIFEFREE」のケースには1,800mAhものバッテリーが搭載されており、ワイヤレスイヤホンだけを充電するのであれば約17回、合計再生時間は133時間もの再生が可能なのですが、そのバッテリーはスマートフォンの充電にも流用できる様になっており、スマートフォンがバッテリー切れを起こしそうな時に助けてくれます。
またチェージングケースはQiワイヤレス充電となっている他、ケースの表面はヴィーガンレザーで覆われており高級感漂う仕上がりとなっていますので、もし興味を持たれた方は下記URLにて詳細はご覧ください。
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