ツタ類をプランターで育てると、ツタをプランターから外れて外へ外へと伸びて行って、屋外であれば知らない間に壁に絡みついて枝をどんどんと伸ばして行きます。
ただ伸びるだけなら良いのですが、壁に強く張り付けたツタを引きは出すと綺麗には剥がれずにツタの残骸と言いますか、植物片が残ってしまいます。
そこで今回は、そう言った立体的に育つツタの様な植物を育てるのに適しているポット「terraplanter」をご紹介致します。
水が染み出すポット
このポット「terraplanter」は素焼きのコップの様なもので、底に水抜き用の穴はありませんので、ポットの中に入れた水はそのままポットの中にたまりジワジワと染み出す様に作られています。
そして水が染み出す事でポットの回りで育つ植物に絶え間なく水を供給できる様に作られており、液体肥料を水に加えておけば枯らさず、根腐れさせずに誰でも簡単にツタの様な巻き付く、まとわりつく植物を立体的にその性質が見える様に育てる事ができる様になっています。
種からでも育てられるポット
そしてこの「terraplanter」はツタ類を絡みつかせて育てる事ができる他、「terraplanter」の外側に見える菱形の窪みの中に種を植え付ける!?押し込む事で種から植物を育てる事ができます。
この菱形はただの模様ではなくパラメトリックデザインとして実際に計算されて作られた模様になっており、ポットから染み出て来る水分によって種が押し流されない様によく考えられている他、種から発芽する際には種が乾かない様にしておかないといけませんが、そう言った水の染み出る流量も全て計算さて作られています。
そしてもしみなさんが、後から違う植物を植えて再利用されるのであれば、種を植えた後にガーゼ等を巻き付けておけば、芝生の種の様な小さな種も流れ出たりする心配もありませんし、咲き終わった後に根が絡みついたガーゼごと綺麗に剥がせて再利用する事ができます。
立体的な箱庭も
そして違う植物を植えれば、立体的な天空の城の様な箱庭を作る事もできます。
特にポットの下の方は水にかかる圧力も強く染み出す水の量も多い上に、上から滲出した水が下の方へと落ちて来てポットの下の方は水分量が多くなるでしょうから、苔等を生やすのにも最適ですので、もし興味を持たれて詳細をご覧になりたい方は下記URLをご覧ください。
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