湯煎調理をご存じない方に説明すると、湯煎調理と言うのはレトルト食品を熱湯で温めるのと同じ要領で、お湯に食材を浸けておくだけの調理法です。
例えばお肉等は60〜65度で調理するのが食感も良く、肉質も硬くならず、旨味も最高に引き出せると言う事はもう一般常識となりつつあり、この低温調理を実現する上で欠かせないのが湯煎調理器なのです。
湯煎調理器は袋に材料を入れてそれをお湯の中に入れて加熱しますので、食材から出る旨味は水に溶け出さずにそのまま保持されていると言うメリットもあるだけでなく、ただ袋に材料を入れて指定された温度で指定時間浸けておくだけで調理ができますので、手間が掛からないのも良いのです。しかも旨味は凝縮されていて味も美味しいと来たら言う事はありません。
そう言う事もあり最近ではたくさんの湯煎調理器具を家電量販店でも見かけたりします。ただ現在市販されている湯煎調理器は、今使っている鍋に電熱線の入った棒を引っ掛けて使うスティック式のものと、今回紹介します「Mellow Duo」の様に容器そのものが湯煎調理器具になっているコンテナ式のものがあります。
2つの料理を同時進行できる「Mellow Duo」
ではこの「Mellow Duo」は他の湯煎調理器と大きく何が違うのかと言いますと、ズバリ容器が2つに分けられており、同時に2つの料理を同時進行で作る事ができるのです。
湯煎調理は低い温度で食材を加熱しますので普通に調理するよりもずっとずっと時間を必要とします。例えばステーキを焼くのでしたらお肉をフライパンに乗せてから、せいぜいかかっても4〜5分でしょう。ですがこの「Mellow Duo」では1時間近くかかりますので、1つ料理を作って次の料理にかかると言う様な事をしていると一体食べ終わるのは何時の事やら?と言う事になるのす。
ですから湯煎調理をする場合は1品だけ湯煎調理で、後は従来通りの調理法で調理して出すか、事前に作っておいて暖かいものは電子レンジで温めて出すしかありません。
ですがこの「Mellow Duo」は294mm×190mm×167mmと言う9L近くも入る容器が2個セットできる様になっており、同時に2つの別々の料理を全く違った加熱パターンで調理する事ができますので、例えばメインに魚と肉料理を両方とも出すと言う事がこの「Mellow Duo」では可能なのです。
大人数のパーティーにも対応
そしてこの「Mellow Duo」には選ぶモデルにもよりますが、2つのコンテナを合わせた18L近い容量のあるコンテナも用意されています。この場合、別々には調理できませんが2つのヒーターで加熱しますのでより素早く調理できる上に何と言っても通常サイズの倍の容積があるので、例えばステーキを8人前同時に焼く(湯煎調理器なので加熱するだけなのですが)と言った、普通の家庭ではできそうにもない様な事をこの「Mellow Duo」はやってのけるので、調理に時間はかかりますがとても便利です。
外出先からリモート調理
さて、この「Mellow Duo」は、WiFiでインターネットと接続され、スマートフォンにインストールしたアプリから操作する様になっています。
調理そのものは何度で何分加熱するのかを設定するのか(加熱温度、時間を変えながら調理すると言うオリジナルなレシピも作り登録しておく事が可能です)を設定するだけですぐに調理をスタートさせられますし、もちろん登録された豊富なメニューからレシピを選んで新しい料理に挑戦する事も可能です。
またネットで繋がっている事を利用して、帰宅前に帰宅時間に合わせて料理が完成する様に出先からリモートで調理をスタートさせる事ができますので、朝出かける時に「Mellow Duo」に食材をセットして出かければ帰宅した頃には出来たての料理が食べられると言う訳ですので、もし興味を持たれた方は詳細を含めて下記URLをご覧ください。
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