その昔、と言っても2010年なのでたった8年前の話になるのですが、auからリリースされたシャープ製のIS01とフルキーボードを搭載したAndroid端末をみなさんはご存じですか?
その当時、iPhoneは4台目のiPhone 4をリリースし、それまではキーボードを備えていたAndroid端末においてもタッチパネルを採用した事でキーボードが廃しとなりフリック入力やトグル入力(ケータイ打ち)に慣れていない方にはとって小さなソフトウェアキーボードは非常に使い辛いものでした。
そう言う時に時代を逆行するかの様にリリースされたのがIS01と言う5インチディスプレイ(と言ってもVGA++サイズなので解像度が今とはかけ離れていますが…..)を搭載し、フルキーボードを備えた二つ折りのAndroidOSを採用したPDA端末でした。
このIS01はハンズフリー通話やBluetoothヘッドホンでの通話ができる他、ワンセグを搭載していたりと、フルキーボードを備えたスマートフォンの登場を渇望していたユーザーにとって待ちに待った端末だったのですが、モバイルPCとしてはスペック不足な上に、通話するのもちょっと大変ですぐに消えて行ったのですが、依然としてフルキーボードを備えたスマートフォンの登場を待っている方は多いのではないでしょうか?
そこで今回はスマートフォンの様に通話も通信もできる上に、フルキーボードを備えた二つ折りPDA端末「Cosmo Communicator」をご紹介致します。
ではまず重要なスペックから見て行きます。
大きさは二つ折り状態で17.14(W) x 7.93cm(D) x 1.6(H)cmで重さは320g、WiFi:802.11a/b/g/n/acに対応し、Bluetooth、NFC、LTE通信に対応しています。
SIMはデュアルSIM対応で、SIMスロットは1つで、もう1つは新しいiPhone XS/XS MAX/XRの様にeSIMとなります。
RAMは6GByteでメモリは128GByte、microSDカードスロットを搭載し、充電端子も兼ねたUSB-Cコネクタを2スロット搭載しています。
OSはAndroid9の他、Sailfish OSやDebian Linuxもインストールできマルチブートに対応しています。
そしてメインディスプレイは6インチのFHD+ディスプレイを搭載し、ディスプレイ上部に500万画素のインカメラも内蔵しています。
そしてディスプレイのちょうど裏側には2インチのAMOLEDディスプレイを搭載し2400万画素のハイレゾカメラでサブディスプレイを見ながらビデオ通話できる他、「Cosmo Communicator」を開かなくても通知はサブディスプレイに表示される様になっており、その都度ディスプレイを開いて確認する必要がないのでとても使い易く作られています。
またディスプレイを挟んでカメラの反対側には指紋認証センサーを搭載し、指紋でのアンロックが可能となっています。
また気になる電話のかけ方ですが、電話をかけるのはディスプレイを開いて電話アプリを立ち上げダイヤルした後、二つ折りにして耳に当てて通話する必要があるのですが、電話に出るのは閉じた状態でも背面の指紋センサーで電話を取る事ができますので、このあたりは使い勝手良く考えられていますので、その他機能について詳しくご覧になりたい方は下記URLにてご覧下さい。
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