一向に収束が見えないコロナウィルス感染症に対して、いつまでオドオドとしておかなければならないかと思うと気が滅入ってしまいますが、最近ちょこちょこと目にするのは、感染対策バッチリでマスクをしていたのにも関わらず市中感染されている方が少なからずおられる事です。
布製マスクでは、ほぼウィルスを排除できる性能は持ち合わせていないのは、誰もが知っている所ですが、不織布マスクも様々な種類があり、サージカルマスクと明記されていない限り、例えば花粉除去程度のろ過機能ではウィルスはマスクを通過して入って来るからです。
しかもノーズワイヤーをしっかりと鼻の形に合わせて折ったとして、隙間はできますし、顔の横、マスクの側面もピッタリと頬に張り付いている訳ではないので、そこからも息を吸った時に不織布を通らない外気が入り込んでしまいそれが罹患の確立を高くしています。
そこで今回は夏のマスク焼け対策にもなる透明シリコンを使ったN95相当のウィルス除去性能を持ったフィルターを備えたマスク「SEEUS95」をご紹介致します。
透明シリコンで顔にフィット
この「SEEUS95」の最大の特徴は透明シリコンで作られており、顔の表情が見えるだけでなく、屋外にいる事が多くてマスクの跡がクッキリと日焼け跡として顔に残る様な方であれば、フィルター部分は透明ではないので日焼けの跡がついてしまいますが、その他の部分は紫外線を通しますので、あまり人前では見せたくない日焼け跡を一部に留めとく事ができます。
そして夏場は汗もかいてピッタリと顔にひっついてあまり良い感じではないかもしれませんが、エッジ部分のシリコンがピッタリと顔に張り付く事でN95マスクの様に鼻口回りをしっかりと密閉する事ができます。
また鼻の頭はノーズアダプターがついていますので、鼻が高くても低くても大きくても小さくても、隙間ができませんし、マスクは医療用の両面テープによって顔に貼り付けますので顎の部分も口を動かして話してもピッタリとこの「SEEUS95」は顎の部分にも強固に張り付いていますので、ウィルスが侵入する余地はありません。
銀イオン配合のフィルター
ところでこの「SEEUS95」を見られた時、一体どこから空気が入るのだろう?と思われた方は多いかと思いますが、実は頬の部分に見えるストライプの様なものがフィルターなのです。
この長細い餃子!?の様な形状をしたフィルターはN95フィルターと同じ目の細かさでウィルスを除去するだけでなく、竹、綿、絹、炭、そして銀イオンとオール天然素材で作られており、不織布の様にマイクロプラスチックを排出はしません。
しかも銀イオンコーティングを行う事でウィルスを不活性化する役目がある事から、一時的にマスクを脱着した時のマスクに付着したウィルスからの接触感染を防ぐ効果もあります。
なおフィルターは10パックで$18ですので、1回あたり$1.8と200円ちょっとなのでN95マスクもメーカーによっても価格が違いますが、似た様な価格ではないでしょうか?
顔に張り付くのが嫌と言う方にはイヤーフック
またこの「SEEUS95」は基本は顔に貼り付けて装着するのですが、肌に張り付く感じが喋り辛かったりして嫌という方には、メガネやサングラスと同じ様に耳にかけるフックも用意されており、メガネやサングラスと同じ様にかける事もできます。
更にこの「SEEUS95」はシリコン製ですので手入れも簡単で、外出中であればアルコールで拭いて除菌する事ができますし、家庭であれば食洗機で洗ったり、電子レンジで3分加熱する事で殺菌したりする事もできますので、もし興味を持たれて詳細をご覧になりたい方は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/minsoo/worlds-first-self-adhering-clear-n95-face-mask
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