太陽の出ている時間が随分と短くなり、いつもの通勤時間は既に薄暗いか真っ暗と言う自転車通学や通勤の方もおられると思いますが、周囲が暗いとどうしても自分も見え辛いですが、相手も見辛いと言うのは同じで、どうしても走行していて発見し辛くなり、事故の危険性が高くなります。
そこでライトをつけたりリフレクターを自転車に取りつけたりして自分の存在を相手に認識してもらえる様にする事が重要なのですが、ライトはダイナモの様なものを取り付けるとペダルが重くなり身体に負担になりますし、LEDライトは電球と比較すればバッテリーの持ちは良いのですが、頻繁に充電しなければんらないと言う面倒くささもあります。
そこでオススメなのがリフレクター(反射板)で、相手が出す光を鏡の様に跳ね返す事で自ら光って見える様にするもので、電力も動力も必要としないのでオススメで、今回は5年の歳月を得て超進化リフレクター「FLECTR ZERO」をご紹介致します。
2倍に明るくなったリフレクター
この「FLECTR ZERO」を作った”The Outsider Team”が最初に自転車用リフレクターをリリースしたのが5年前で、当初リリースしたものこの「FLECTR ZERO」と同じスポークに巻き付ける羽根の様なフォルムのリフレクターだったのですが、その後リムに貼り付けるバージョンに変わった後に再びスポークに貼り付けるこの「FLECTR ZERO」と同じタイプになり「FLECTR ZERO」に至ります。
そして最初にリリースしたリフレクターと比べると光の反射率が2倍になり爆光になっているのがこの「FLECTR ZERO」のポイントで、厚み1mm前後しかないのにこの反射率の高さは素晴らしいの一言です。
一般的にリフレクターは光を反射させる為に光を反射させる形状の物体をたくさん並べる事で入射した光を光を照射した方向へと跳ね返す事で点灯している様に見せかけます。ただプリズムの様な構造体を並べるのでどうしても厚みが厚くなり、薄くしようとすると反射シートの様なものはガラスビーズを材料に混ぜる事で光りを反射させます。
ただガラスビースは、入射した光を乱反射しますのでリぼんやりと光っては見えますが、入射する光の角度によってはぼんやりと輝いている様にしか見えないのが欠点です。
ですがこの「FLECTR ZERO」はまだ完全に暗くなっていない様な薄明かりの様な状況下であってもハッキリと入射した光を反射して光って見せていますのでとても安心できます。
走行に全く影響を与えない薄さと堅牢さ
そしてこの「FLECTR ZERO」はスポークに貼り付ける為、リフレクターが重いと遠心力によって接着剤の粘着力よりも遠心力が勝って「FLECTR ZERO」がリムの方へ向かって移動したり完全に粘着力がなくなれば停車時にハブの方向かって落ちたり、形が変形すると走行中の風を受けて振動して騒音を出したりして走行に影響を及ぼします。
ですがこの「FLECTR ZERO」0.6gと言う重さと材料の強度、そして粘着剤の粘着性によって移動する事も「FLECTR ZERO」そのものが変形したりする事もなくずっと貼った場所に留まり光を反射し続けますので、自転車競技の選手で暗くなっても街灯のない山道で練習される様な方にもうってつけですし、大きさも58.5 mm x 22.5 mmと大きく2枚を1組として前後の車輪に取り付けますので反射面積も被視野性もかなり高くなっていますので、もし興味を持たれて詳細をご覧になりたい方は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/outsider-team/flectr-zero
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