みなさんは接着がモノを接着する原理ってどうなっているかご存じですか?
例えば樹脂(プラスチック)同士を接着する接着剤は接着剤が接着対象の樹脂を溶かし混ざり合う事で接着されます。
一方素材の違うもの同士、例えば木と金属と言った様な接着剤によって溶けない様なものは、接着剤が接着対象の表面に無数に空いている目には見えない穴や窪みと言った部分にまで浸透し接着剤そのものが固まる事で、接着剤が”くさび”の様な役割を果たして全く性質の違う素材同士を接着します。
グルーガンとは、棒状の熱可塑性プラスチック(スティック)を溶かして接着する工具です。接着剤としてはもちろん、溶かしたスティックで小物など造形物を作ることも出来るため、DIYのさまざまな場面で使われています。
そんな接着に使用する道具の1つとしてグルーガン(ホットボンド)があるのですが、このグルーガンはスティック状の熱可逆性プラスチック(熱を加えると溶けて液状になり冷やすと固まると言う性質を持った樹脂)を溶かして接着する工具の事を指します。
このグルーガンは加熱温度が高いものほどスティックがよく溶けるので接着面に深く入り込み接着力も高いのですが、ドロドロに溶けて流れるので、加熱温度が低いものもあり、こちらは溶けては流れないので比較的接着はし易いが接着力は弱くなります。
そして今回紹介するのはグルーガン「Imezing」なのですが、バッテリー内蔵でコードレスで使えるグルーガンになります。
15秒で使い始められるから超サイコー
この「Imezing」の特徴は何と言ってもヘッド部分の加熱時間が超短く、接着可能な温度になるまでに要する時間がたった15秒であると言う所です。
一般的にグルーガンを使っておられる方なら誰しもグルーガンが温まる時間が長すぎて、すぐに接着したいと言う時に接着できないと言う経験を持っていますが、この「Imezing」ではその待ち時間がたった15秒と超短いので、待ち時間が長くてストレスがたまるなんて事はもうありません。
またバッテリーも2,000mAhも内蔵しており連続して90分使用できますし、USB電源を接続しながらであればバッテリー残量を気にせず使えますので、モバイルバッテリーを携帯しておけば、言うなれば何時でもどこでも時間を気にせず作業できます。
液ダレしない
そしてグルーガンを使っていて1番困るのは液ダレです。
グルーガンはガンタイプのものが多く、レバーを引くとスティックが押され、その圧力で溶けたグルースティックがノズルから放出されるのですが、頑張ってスティックを送り続けるとその圧力でドンドンと溶けたグルースティックがノズルから出て来ます。
そして接着している時に、このあたりでグルースティックを塗るのを止めて接着したいと思っても、押し出す圧力が残っているとお構いなしにスティックがどんどんとノズルから出て来て垂れてテーブルや垂れ伝うグルースティックでグルーガンがグルースティックまみれになって汚れて行きます。
ですがこの「Imezing」では赤いレバーを指で押し上げてグルースティックをノズル側に送っている時のみしかノズルの先からはグルースティックは出ず、赤いレバーから指を外すとレバーと共にスティックは中に戻る様になっていますので、ノズルからグルースティックが垂れて周囲を汚したり、「Imezing」そのものをグルースティックだらけにすると言う様な事もないのです。
スティック系は7mm
またこの「Imezing」で使えるグルースティックですが、これは直径7mmタイプになります。
日本売られているグルースティックは11mmと7mmタイプの2種類で、細めのグルースティックがこの「Imezing」では使用可能です。
ただ「Imezing」では一般的に店頭で売られている長いスティックは入らず、25mmにカットした後に装填しなければいけませんのでご注意下さい。
なおこの「Imezing」には何と透明スティックが20本、そしてカラフルなラメ入りのスティックを合わせると合計100本ものグルースティックが付属しており、手元に届いてすぐにアクセサリー作る等に使える様になっていますので、もし興味を持たれた方は詳細も含めて書きURLをご覧ください。
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