昨年の夏は気温40度超えな上に外出時はマスク着用と言う、この上ない不快感を存分に味わった夏でしたが、今年も同じ様な夏が来るかと思うとゾッとします。
そこでまだまだ本格的な寒さがやって来るのはこれからですが、今夏に向けて外出時の暑さ対策をどうするのか、今回は考えて行きたいと思います。
まず暑さ対策で考えられるのは衣服でしょう。衣服では最近では冷感服の様な汗の蒸発時の吸熱作用を利用して涼しくさせる服や、ガテン系で流行っている衣服に直接ファンを取付け、外気を取り込んで排熱を促す空調服等があります。
一方でハンディー扇風機の進化を目覚ましく、手で持つタイプ、首に引っ掛けて顔を冷やすタイプなどがありますが、昨年某メーカーが首を電気的に冷やすネッククーラーを出していました。
今回紹介する「THEKU Neck-Cooler」も首を電気的に冷やすのですが、首を冷やすとどう言った事が起こるのでしょうか?
首を冷やす効果
よく濡れたタオルなどを首に巻いて冷やしたりと言う事を私達はやったりしますが、実はこれはかなり効率の良い、即効性のある身体の冷やし方なのです。
人間には首の他に手首、足首と言った首のつく脈の取れる場所は筋肉や皮下脂肪等もあまりない為、この部分を直接温めたり冷やすとダイレクトに血液を温めたり冷やしたりする事ができ、その温められたり冷やされた血液が全身を巡るため、夏であれば空調の効いた部屋に入るよりも早く、身体を冷やす事ができます。
特に首を通る頸動脈や頸静脈を皮膚の上から冷やす事で、頭部の温度も効率的に下げる事ができますので、熱中症対策にも効果を発揮します。
首を冷やすだけで、体感温度は外気よりも5〜10℃涼しく
そしてこの「THEKU Neck-Cooler」ではどう言った原理で冷やしているのかと言いますと、こちらも昔から音の出ない冷蔵庫などで使われている技術で、ペルチェ素子と言う熱伝導半導体が使われています。
このペルチェ素子に電気を流すと熱を移動させる現象が起こり、片側は急熱して冷たく、もう片側は発熱する様になっており、この「THEKU Neck-Cooler」では約3時間、首を冷やし続ける事ができます。
ですので、丸1日、どこか屋外へ遊びに出かけた時に常に冷やし続けられると言うデバイスではないので注意が必要です。
ただ本体は80gと非常に軽く、バネの効果でしっかりと首にフィットする様に出来ていますので、スポーツをすると言った際にも使えると言うのが便利な点です。
またサイズも服のサイズ相当でS,M,Lと3サイズ用意されており、首締め感や付け心地にも拘っています。
IPX7防水で清潔
そしてこの「THEKU Neck-Cooler」はIPX7防水に対応しており、汗で汚れた後に石鹸をつけて汚れや汗を綺麗に洗い流せると言うのもポイントです。
首かけ式の扇風機もファンも、皮膚と密着する部分はやはり汗がつきますし、汗がつけばやはりそこで目には見えない細菌等が繁殖し、皮膚に接触して皮膚炎を起こしたり、汗が乾いた後に残る塩分で皮膚炎を起こしたりと言った事が気になりますが、なかなか毎回使った後に拭き上げると言うのも面倒な点でもあります。
ですがこの「THEKU Neck-Cooler」ならスポーツをした後なら身に着けたままお風呂やシャワールームに行って、身体に付着した汗を洗い流すのと一緒にこの「THEKU Neck-Cooler」も洗え清潔的です。
またよく夏場、オフィスなどでは空調の設定温度で揉めたりと言う事がありますが、暑がりの方にこの「THEKU Neck-Cooler」を身に着けてもらって設定温度を上げる、なんて使い方もこの「THEKU Neck-Cooler」なら出来るかもしれませんので詳細をご覧になりたい方は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/1573125128/worlds-first-wearable-mini-type-body-ac
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