台形の形をした替え刃を使用した替え刃式のナイフはご存じでしょうか?
日本では折って使用する替え刃式ナイフがメジャーですが、日本以外ではこの台形刃を使った替え刃式ナイフの方がメジャーで替え刃などの種類も多く、よく使用されています。
そこで今回は、その台形刃を使ったEDCポケットナイフ「U23-XS」をご紹介致します。
スクリューネジによる固定

台形刃においてもっとも懸念するのは刃が突然外れてしまう事です。
折れ刃式のナイフは力を入れた際に刃が折れてしまわないか心配する必要がありますが、台形刃は山の部分の切り欠きの部分がストッパーに引っ掛かる形で固定される様になっており、刃の交換を容易にするため、ただ引っ掛かっているものが多く、切断作業などを行っている際に刃が材料に噛み込んでしまうとナイフを引き抜こうとした際に刃が残ったままで抜けてしまう事があり、その時に誤って残った刃に手が当たり手を切ってしまったりと言う様な事故が起こります。
ですが今回紹介する「U23-XS」ではちょっと面倒ではありますが、スクリューネジを刃の切り欠き部分に通す事で刃を固定する様になっており、このスクリューネジを外すまでは台形刃は絶対に外れない構造となっているため非常に安全です。
そしてまたスクリューネジは山が切ってあり、指でも簡単に締めたり緩めたりする事ができますが、星形のトルクスネジを使って開閉する事ができる様にもなっていますので、トルクスを使ってネジをきつく締め込む事で刃は絶対外れないと安心が持てます。
ライナーロック

次に台形刃のリスクやこのナイフの安全対策については前述しましたが、このナイフにはもう1つ、折り畳みナイフと言う側面を持っています。
折り畳みナイフの場合は、不用意に刃が折り畳まれてしまうと手や指を怪我してしまいます。
そのため、折り畳みナイフには何かしらの安全対策が施されており、この「U23-XS」にもライナーロックと言う板バネが刃と一直線に柄の中で並ぶ事で刃が折り畳まれない様にすると言ったロック機構が搭載されています。
そのため、この「U23-XS」ではナイフを裏返しにし、このライナーロックを指で押して横にズラした状態でしか刃を折り畳む事が出来ない様になっており、ナイフを使用中に誤って刃が折り畳まれる事がほぼ100%ないため、安心して様々な場面でのこのナイフを利用する事ができます。
スタンダード刃からプロフェッショナル刃まで

そしてこの「U23-XS」でも使える台形刃は形状は似ていても刃の幅であるとか切り欠き部分の位置が若干数ミリ違っていたりしますので、台形刃が全て使用できるかと言えば、刃をセットするホルダーによってはセットできないものもありますので、この刃がいいなと思って買ってみても実際にはめてテストしてみないとセット出来るかは分かりません。
ですがこの「U23-XS」では、スクリューネジを使って台形刃を固定する事で余裕があり、標準刃からプロフェッショナル刃まで幅広く使用でき、特にセラミック刃は錆びずオススメですので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/nuknives/nuknives-u23-xs-folding-utility-knife-edc-pocket-knife















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