みなさんは外付けのHDDやSSDを使っていたり、MacBook Proをサードパーティー製のケーブルやUSB-C PD対応電源で充電している際に充電が遅い、充電しているのにも関わらずバッテリー残量が減って行くと言う様な出来事に遭遇された事はありませんか?
ケーブルもUSB-C PD電源も消耗品ですので使用している間に劣化して行きますし、特にUSB-AケーブルにもUSB-Cケーブルにもコネクタ形状は同じでも様々な通信・充電方式があり、対応しているものを使用しなければデータの転送スピードも上がりませんし、充電も低電圧・低電流しか流せないケーブルであれば充電している様に見せかけて実はバッテリーは減って行くばかりで増えてはいかないと言う事になるだけでなく、いきなり低電圧警告が出て来てビックリします。
ではそう言った事を避けるには正しい規格のケーブルを使い接続する事と、劣化して使えなくなったケーブルは使わない事です。
そこで今回は、そう言った従来は見えなかったものを可視化して見る事のできるUSB-Cマルチハブ「DockCase」をご紹介致します。
全ての状態を可視化できるモニター搭載
このUSB-Cマルチハブ「DockCase」はUSB-CマルチハブとしてはごくありふれたUSB-Cマルチハブです。
ただ他のUSB-Cマルチハブと違うのは1.3インチ261PPIのディスプレイをUSB-Cマルチハブの中に内蔵しており、そこに様々なインタフェース情報を表示できる様になっている事です。
例えば、USB-C PDに対応したケーブルを接続すると、そのUSB-C PDに対応したケーブルが一体どれだけの大電力を流す事ができるケーブルなのか、その対応規格が表示される他、今どれだけの電圧・電流でノートPCやタブレットを充電しているのかと言う事が一目瞭然で分かります。
ですから規格外、対応外のケーブルを使っていればUSB-C充電の場合、低い電圧でしか充電されない旨が表示されれていればすぐにケーブル劣化が分かりますし、ケーブルを入れ替えてみてもダメな場合は電源だと言う事が分かりすぐに対処する事ができます。
またUSBケーブルにしても基本的にUSB3.1以上はUSB-Aコネクタの部分が青く着色されているだけで、5Gbpsまでの通信しかサポートしていないのか、10Gbpsまでサポートしているのかが見分けがつきませんが、この「DockCase」を使っていれば、どちらに対応したケーブルなのかが一目瞭然なので便利です。
更にはそれぞれのポートの発熱状況もリアルタイムで表示する事ができますので、それを見て、発熱が多い=ケーブルの劣化があって発熱してる、と言う事が分かるのでそう言う場合は新しいケーブルに変えれば一安心です。
と言う様に今まで見えなかったものを見える化する事でより快適に作業する事ができます。
7-in-1バリエーション
そしてこの「DockCase」には合計5種類のバリエーションがあります。
まず7-in-1タイプですが、PCとの接続ケーブルが脱着できるかで、外せるものはDetachable、そしてケーブルが直付けされているもはIntegratedと言う2つのバリエーションがあります。
これにプラスしてSmart DockとSmart Dock Proと言う2種類のバリエーションがあり、共通するのはUSB−C PD 3.0対応出力ポート(PCやタブレット等との接続ポート、ケーブル直付けのものはIntegrated)が1ポート、USB-C PD100W入力が1ポート、そしてUSB3.1 Gen 1(最大通信スピード:5Gbps)対応USB-Aポートが3ポート、UHS-I規格対応のSDカード、microSDカードリーダーを備えています。
そしてProとノーマルバージョンの違いはProバージョンは最大4K@60HzでのHDMI出力をサポートしているのに対してノーマルバージョンは30Hzが上限となります。
またProバージョンはUSB-C PDポートの保護回路も内蔵しており、ケーブルのショートやUSB-C PD電源の異常から”DockCase”及びPCを保護します。
高性能な9-in-1
そしてもう1つのバリエーション9-in-1は基本的には7-in-1のProバージョンと同じでケーブルは脱着できるバージョンのみの1種類になりますが、3ポートあるUSB-Aが2ポートはUSB3.2 Gen2(10Gbps)対応にグレードアップ、もう1ポートはUSB2.0対応ポートになっています。
またHDMIは最大4K@60Hz出力対応のProバージョンと同じで、SD/microSDカードリーダーはUHS-II(312MB/s)へと高速化されている他、ギガビットイーサネットコネクタも装備しています。
よって有線でインターネットに接続される事が多い方や、UHS-IIの高速読み書き対応のメモリーカードを使われている方は9-in-1を選ぶのがベストチョイスとなりますので、もし興味を持たれて詳細をご覧になりたい方は下記URLをご覧ください。
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