MagSafeと言う呼称は、2016年にUSB-C充電に変更されたMacBookがリリースされるまでにMacBookに使われていた充電方式で、コネクタに磁石が埋め込まれ磁力によってお互いの端子が吸着し導通する事で充電する事ができるケーブルで、ケーブルを引っ掛けた時に大惨事になる事を避けられる画期的なコネクタで、その後スマートフォン等もにも取り入れられ、今ではマグネット充電する為のアダプタやケーブルがたくさん売られています。
そして現在のMagSafeはiPhone12シリーズを効率的に充電する為のシステムとして取り入れられ、磁力よって引き寄せられてiPhoneと吸着するMagSafe充電器は電力ロスを最小限に抑え、急速充電する事を可能としています。
そんなMagSafeのメリットを他のスマートフォンにももたらすのが今回紹介する「ORBIT」です。
貼り付けるだけでMagSafe化が可能なOrbit Pad
この「ORBIT」のメインとなるのは円形に並べられたN52ネオジウム磁石が内蔵された円形のOrbit Padです。
これを3Mの両面テープでスマートフォンに直接ないし、ケースに貼り付ける事でApple純正のMagSafe充電器やMagSafe互換(iPhone12を充電しても最大7.5Wでしか充電しないNFCチップを内蔵していない充電器)充電器を磁力によって吸着させてQiワイヤレス充電に対応したスマートフォンをMagSafeっぽく充電する事ができます。
このMagSafeの利点は充電器に置く場所を迷わないと言うメリットと、充電器とスマートフォンが一体化しますので安定して充電できる事にあります。
Qiワイヤレス充電において充電効率が下がるのが充電器とスマートフォン内の受電用のコイルの位置が大幅にズレる事と、振動等によって移動する事ですが、それをマグネットの力を借りて同時に解消したのがMagSafeで、このOrbit Padを貼る位置は、ネットで使っているスマートフォンの分解画像を検索してドーナツの様な形状をしたコイルの位置を見つけて間違えずに貼れば、後は安定して充電することが出来ます。
また、同ジャンルの製品はアリババなどで検索するとリング状の貼り付けられる金属であったり、小さな磁石を円形に並べたシートと言った様な製品をたくさん見つける事ができるのですが、フェイクレザーで磁石を覆ったこの「ORBIT」はフォルムも上品でスマートフォンに直接貼ってもスマホを傷つけたりせず、また貼っててもあまり安っぽく見えないのが利点です。
MagSafe用アクセサリーが使える
またこの「ORBIT」はスマートフォンに貼り付ける事でMagSafe対応アクセサリを使用可能にします。
MagSafeアクセサリはスタンドからカードケース、そしてワイヤレス充電器、車載ホルダーと続々とMagSafeを利用した製品がリリースされており、磁力によって張り付くスタンドは簡単に外れますのでシチュエーションによって使い易い、見易いスタンドに変えて利用する事ができますし、車載用のマグネットホルダーなどは車への乗り降りの際にホルダーへの脱着作業がなくなりスムーズに乗降が出来るので、もう従来の挟み込む様なホルダーには戻れません。
iPhone12ユーザーにもメリットが
またこの「ORBIT」ですが、「ORBIT」はワイヤレス充電器がセットになったものと、スマートフォンに貼り付けるOrbit Pad単体の2つのバリエーションが用意されています。
そしてOrbit Padには3Mの超強力両面テープとジェルパッド(=ナノサクションパッド)の2つが付属しており、ジェルパッドは簡単に貼って剥がせる事からOrbit Padを壁や鏡、タイル、冷蔵庫と言った平らな場所に貼り付けておく事で、そこにiPhone12シリーズを取り付けて固定して利用する事ができますので朝、身支度をされる方なら洗面台にOrbit Padを貼り付けておけば身支度しながら楽にメッセージのチェックができますし、キッチンならレシピを見ながら料理をしたりするのも楽です。
またオプションで360°クルクルと回るスタンドなども用意されていますので、もし持っておられない方は一緒に持っておられるとアングルが自由に変えられて、縦も横も自在に向ける事ができ便利ですので、詳細につきましては下記URLにてご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/charby/orbit-charge-and-mount-in-1-second
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