替え芯式のボールペンの中には主要文具メーカーのみならず小規模ながら老舗メーカーの替え芯とメーカーや製品が違っても多種多彩な替え芯が使えるユニバーサルボールペンがあります。
このユニバーサル・ボールペンを使うメリットはズバリ、書き味が自分好みの芯とボールペンを組み合わせる事ができる事で、この芯の書き味はいいんだけれど、ボールペン本体がいまいち手に握った時にしっくりと手に馴染まないし、字も思う様に書けないし、長時間使っていると疲れると言った不満を全て解消してくれるからです。
ですがそのユニバーサル・ボールペンが克服できていない問題を見事にクリアしたのが今回紹介する「Bolt Action Pens」です。
芯の出具合を調整できるチタン製コレット
ではユニバーサルデザインのボールペンにおいてどのボールペンも解消できていない問題は、芯の出る量を調整できない事です。
ボールペンの先端は常時出した状態ですとペン先が様々なものに触れて汚しますので、芯は通常、使用しない時はボールペン内に収納しておきます。
そして使用する際にペン先を露出させるのですが、この時の露出量はボールペンの種類にもよって違いますが、元々ボールペンの芯って決まった規格がある訳ではなく、芯の先が長いものをユニバーサルボールペンにセットすると思っている以上に芯が出て書き辛いと言った事が出て来ますし、短いものですと全く出ないとは言わないまでもボールペンを持つ位置と手とペン先をテーブルの上の紙の上に置いた時の手の角度等が浅くなって書き辛いと言った事が組み合わせによっては出て来ます。
ですがこの「Bolt Action Pens」はチタン合金で作られたコレットによってペンがボールペンから出る量を調整する事ができる様になっていますので、ちょうど良い位置関係にセットすればすごく書きやすいボールペンになるのは間違いありません。
入替可能なクリップ
次にこの「Bolt Action Pens」の便利な所は右利きの方でも左利きの方でもお使い頂ける事です。
ボルトアクションペンの場合はボルトアクションと言って銃の弾薬の装填、排出を行うギミックを模して作った事からボルトアクションペンと言う固有名称がついているのですが、基本的には右利きの方が使う前提で設定されていますので左利きの方が左手でボルトアクションの動作を行うとすると掌のクリップの部分が当たり動かし辛いのです。
元来、右手であれば芯を出すのに親指とボルトアクションに当てて引いて引っ張る(下ろす)と言う動作を行うのですが、左手になると引いて上げると言う動作に変わりだたでさえちょっとし辛いアクションなのにクリップが手に当たっていると更にやり辛くなります。
そう言う時にこの「Bolt Action Pens」ではクリップ部分を180°回転させて固定できますのでボルトアクションし辛いのは辛いのですが、それでもクリップを移動させる事でし易くなります。
2サイズ4マテリアル
そして「Bolt Action Pens」には118mmと130mmの2種類のサイズが用意されています。
グリップ部分の直径は11.3mm、本体の直径は9.7mmとどちらも共通なのですが、パーカーの様な芯の短いボールペンの芯の場合は118mmの短いサイズが推奨ですし、普通の長さのボールペンですと130mmがフィットします。
また素材はジルコニウム、チタン合金、真鍮、銅の4つで、チタン合金はブラックコーティング塗装バージョンが加わり5種類のバリエーションとなっていますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/klinkokids/bolt-action-pens-by-bigidesign
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