昔はスキャナを使って本を取り込んだりする場合、厚みのある本は本の中信部分が歪み、真っ直ぐに取り込む為にはページをカットして取り込むなどの工夫をしませんと綺麗に取り込む事が出来ませんでしたが、最近のスタンド型のスキャナはカメラで本を捉え、歪みなども自動補正した上で取り込んでくれますので、取り込む為の手間がとても減っていて便利です。
しかも以前のスキャナでは出来なかった様な、本以外の立体的なフィギュアなども取り込んだりする事が出来て万能になっており、今回紹介する「CZUR ET MAX」も非常に多機能で便利なだけでなく、より高画質で取り込む事が出来ます。
ページをめくるだけでオートスキャン

今回紹介するスタンド型スキャナ「CZUR ET MAX」は、シーザー社のスタン型スキャナETシリーズの最新機種で、CCDがまず3800万画素にアップグレードされており、より高精細にスキャンする事が出来る様になっているだけでなく処理スピードも上がっており、本などはペラペラをめくるだけで自動的に新しいページを開いたのを認識し自動的にスキャンを行ってくれる他、スキャンスピードを上げたければフットスイッチを使えばよりスピードアップができ、より短時間で1冊の本のスキャンを終える事が出来ます。

しかもただカメラで本を撮影し取り込むだけでなく、本の向きであるとか、本のページをめくった際に出来る凹凸なども自動的に補正した上で取り込んでくれるだけでなく見開きページは左右のページに切り離して保存してくれるなど、非常に高性能になっていますし、指が映り込まない様に本のページを左右から引っ張りフラットにするアダプタなども付属しています。
光沢紙の反射を抑える補助ライト

次にこの「CZUR ET MAX」には既に市販されている”ET24 Pro”同様に補助ライトが付属しています。
この補助ライトはスキャンする被写体を明るく照らす事でより鮮明に取り込む事が出来る様に光で補助しているだけでなく、カメラを挟んで左右から被写体を照らす事で影を作らない様な配置にもなっています。
更に光沢紙など光を反射する紙を使った印刷物や写真の様なものは撮影用ライトの光を反射して紙面の一部が白飛びしたりするのですが、この「CZUR ET MAX」では補助ライトを使ってそう言った白飛びを防ぐだけでなく影がなどが出来ない様になっています。

更にこのスキャナでは本や紙の資料などを取り込む以外に、写真などを一気に複数枚並べて取り込んだ上で写真1枚1枚を別ファイルに分けて保存すると言った機能があるだけでなく、身の回りにあるフィギュアや小物と言った立体的なものも取り込む事が出来ます。
OHPとして

そして最近では会議や学校の授業などでもOHPを使うと言った事が少なくなりましたが、この「CZUR ET MAX」ではHDMI端子にケーブルを差し込みモニターに接続する事でカメラで捉えた紙面などをモニターにリアルタイムで映し出すと言った事ができますので事前に資料となる本のページをスキャンしておきパワーポイントなどに貼り付けたりと言った作業が不要で、授業や会議などで咄嗟に新聞の記事や本の内容などを紹介したいと言った場合にも便利ですので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。














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