みなさんはレーザーメジャーって使っておられますか?
レーザーメジャーは壁などにレーザーを照射し、跳ね返って来たレーザーを計測する事で対象物までの距離を計測する事ができます。
ですので部屋の大きさなどを計測する際に一方の壁から壁に向けてレーザーを照射するだけで一瞬で距離(長さ)を計測する事ができるだけでなく、テープメジャーの様に歪んだりたわんだりと言った事がないので、家具などの障害物がなければ正確かつスムーズな計測が可能です。
一方でレーザーメジャーが跳ね返すものがなければ長さを計測する事が出来ませんので、材木などの材料を長さを計測してカットすると言った作業に不向きで、そう言った時はテープメジャーの方が便利です。
そこで今回はレーザーメジャーとテープメジャーが融合し、更にプラスαの現場作業に有効な機能が搭載されたスマートメジャー「TappTec」をご紹介致します。
メジャー補助機能
今回紹介するスマートメジャーはレーザーメジャーとテープメジャー双方の機能を持っており、テープメジャーを使用し長さなどを計測した場合でもディスプレイ上に長さが表示されるため、細かな目盛を読んだりする必要がないだけでなく、側面ディスプレイには履歴が残るため、後から計測した長さを見直したりする際に便利です。
そしてテープメジャーを使う場合には補助レーザーがテープメジャーに沿って平行に照射される様になっているため、目盛が合わせやすくなっているだけでなく、計測する目安となる場所からメジャーが離れていたとしても簡単に正確かつ素早く長さが計測できますので、計測作業も素早く終わらす事ができます。
更にレーザーメジャーではメジャーの前後からレーザーが照射する事もできるため、部屋の中央に立ち、部屋の大きさを計測すると言った測り方も出来ますし、1本の材木を数十センチずつカットすると言った時に、メジャーを伸ばしマーキングしたらまた同じ長さ分だけ伸ばしてマーキングしてと言う作業を行うのですが、例えば15cmずつカットする場合、メジャーを止め、またメジャーを伸ばせばゼロリットされゼロから長さを表示してくれますので、足し算しながらマーキングする必要がありません。
そしてまた、このメジャーにはペンシルホルダーが設けてあり、1本の材木を何本かにカットすると言った際に、ホルダーに鉛筆を差してカットする長さのところでメジャーに取り付けた鉛筆で材木に印をつける事が出来ますので、従来の方法で材木に印をつける方法に比べて手早く作業を終わらせる事が出来ます。
レーザーレベラー
次にこのスマートメジャー「TappTec」には長さを計測すると言った機能以外に何とレーザーレベラーとしての機能も合わせて持っています。
レーザーレベラーと言うのは水平・垂直なラインをレーザーを使って壁などに投影する工具で、例えば柱に石膏ボードを固定すると言った作業の時にレーザー光を壁に対して垂直に照射し、レーザーに沿ってタッピングを打ち込めば、柱の中心に沿ってタッピングの打ち込み作業が行えます。
更にレーザーは両サイドから照射する事も出来るため、レーザーの照射距離は最大10mですが、対面する壁の同じ位置に造作したり、額を飾ったりと言う作業を行う際に便利です。
そしてまたこのスマートメジャーには分度器としての機能も搭載されており、階段などの傾斜角度を計測したりすると言った事も出来ますし、計測したデータはBluetoothでスマートフォンに瞬時に転送される様になっています。
下地センサー
更にこのスマートメジャーには下地センサーと言って、壁の中に埋め込まれた金属管や電源ケーブル、釘やタッピングを検出すると言った機能を搭載したおり、怪しい部分の下地を予め検査する事で、誤ってタッピングを打ち込み電源ケーブルに食い込ませてショートさせてしまうと言った事故を防ぐ事ができるほか、タッピングを打ち込んだ場所に釘が打ち込まれていて、タッピングが入って行かないと言った失敗を防げます。
そして壁の中に金属管は壁の裏60mm、電源ケーブルやテレビのケーブルなどは壁裏51mmの場所にあるものまで検出する事が出来ますし、タッピングや釘なども検出出来ますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
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