みなさんは磁気流体ってご存じですか?
磁気流体と言うのは鉄粉を混ぜたスライムの様なもので、磁気流体に磁石を近づけると当然、磁石に吸い寄せられるだけでなく、磁力線沿って磁気流体の触手と言うか、磁気流体が並んだりするので、磁力線を可視化して見る事ができたりする事ができるものです。
ちなみに磁性流体はトナーとサラダ油を混ぜるだけで簡単に作れますが、今回はそんな磁性流体とスピーカーの特性を生かしたBluetothスピーカー「Iceberg Crystal Music Speaker」をご紹介致します。
サウンドに合わせて踊る磁性流体
磁性流体は磁石、磁気に引き寄せられると言う性質を持っていますので当然、磁石の様なものを近づけると磁石の磁力に反応して引き寄せられるのですが、今回紹介する「Iceberg Crystal Music Speaker」では、このスピーカーのコイルが作り出す磁界によって磁気流体が引き寄せられると言うのが1つのポイントで、刻一刻と変化するサウンドが作り出す磁界は当然、一定ではありませんし、磁界の強さもサウンドの大きさに比例して変化しますのでそれに合わせて踊る磁性流体は言うなればサウンドを可視化しているとも言えます。
また、2つのウーファースピーカーで磁性流体の入ったボックスを挟んでいると言うのも、磁性流体をより激しく踊らす為の工夫の1つで、スピーカー1つだけですと磁性流体は引き寄せられるか離れるか、またその磁界も一定方向にしか流れないので変化する形状も限られて来ますが、2つのスピーカーで挟む事で左右のスピーカーのボリュームの強弱であるとかステレオなので当然、左右のスピーカーから再生されるサウンドは同じではないのでその差によって作られる磁界はよりダイナミックに磁性流体を踊らせてくれるはずです。
3つのフルレンジスピーカー+2つのウーファー
そしてこのBluetoothスピーカー「Iceberg Crystal Music Speaker」は、ただ磁性流体を見て楽しむだけのスピーカーなのかなと思いきや実はサウンドにも非常に拘りを持っており、磁性流体を挟む様に相対してウーファースピーカーが内蔵されている他、フルレンジスピーカーを3つ縦に並べていると言うのも見逃せません。
この3つのスピーカーは並列に接続されていますので、特に別な周波数特性を持ったスピーカーと言う訳ではなくどれも同じフルレンジスピーカーなのですが、同一のスピーカーを3つも並べると言う事はサウンドにより厚みを持たせる事になりますし、パーツに関しても日本製のコンデンサなどを使用するなど非常にサウンドに拘っているのがよく分かります。
また2台の「Iceberg Crystal Music Speaker」をTWS接続し、2台の「Iceberg Crystal Music Speaker」をつかってスレテオ再生すると言った使い方も出来る様になっています。
幻想的に光るピラミッド型ランプ
そしてこの「Iceberg Crystal Music Speaker」はシースルーなクリアなボディーから中を見せる構造になっているだけでなく、魅せるためにピラミッド型のクリスタルランプが内蔵されて収納されており、ナイトランプとして使ったりする事もできますので、リビングだけでなくベッドルームなどに置いて使ったりも出来ますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/iceberg-crystal/iceberg-crystal-visualize-music-speaker
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