ボールペンは主にノック式(ボタンやレバー部分を押すとボールペンのペン先が出たり入ったりするタイプ)とスクリュー式(回す事でペン先が出入りするタイプ)があります。
またちょっと変わったギミックとしてボルトアクションと言う、ライフルなどの銃の弾の装填装置の様な動きをするボールペンもあります。
ただどのタイプもペン長は変わりませんの標準的なサイズのボールペンは長いので、手帳に挟んだりポケットに入れたりすると言った時に長さで携帯し辛かったりと言う事が出て来るのですが今度、短いボールペンはボールペンで握り辛い上に書き辛いと言うデメリットを持っていますが、長さが短いので携帯はし易いと言うメリットを持っています。
そこで今回は書きやすさと携帯のし易ささ両方の観点から最良のボディーに仕上げられたボールペン「JET」をご紹介致します。
100mm → 135mm
今回紹介するボルトアクションペン「JET」の特徴は何と言っても伸縮する所です。
一般的にボールペンの場合、ボルトアクションはペン先(芯)を移動させてペン先から芯を出したり入れたりするギミックに用いられるのですが、この「JET」では大胆にもテレスコピック機構(クレーンの様に伸縮する筒の事を指します)にしてボールペンそのものを長くしたり短くしたりする様になっています。
ではこうするメリットはと言うとやはり携帯性です。
例えばパンズ(ズボン)のポケットに直接ボールペンを挿すとポケットよりもボールペンの方が長いのポケットからはみ出ますし、はみ出る事でクリップ部分がポケットに完全に挟まっておらず座ったり立ったりを繰り返すと自然とボールペンが抜けて落ちていたりする事がありますが、この「JET」では、そもそもペン先を収納した状態では10cmしかないので大人のパンツのぽポケットでした深々とポケットに刺さって抜ける事はありません。
また手帳やバッグに挿すと言う様な場合も長いものよりも短いモノの方がしっかりとクリップ部分を差し込めるので圧倒的に便利です。
35mmの差の秘密
そしてこの伸縮する機構で問題になるのは伸びた時のロックです。
この「JET」ではスプリングの伸張力によって中の筒、つまり芯の入った筒の方を押し出していますので、外側の筒を持ったままペン先を紙に押しつけるとう当然のことながら内側の筒は縮みます。
そしてただ縮むだけなら良いのですが、縮むと言う事はペン先をしっかりと紙に押しつけられないと言う事になり書いた文字が擦れる原因となるので、縮んでいる状態においても伸びている状態でもロックして内側の筒が動かない様にしておかないとしっかりとした字は書けません。
そこでこの「JET」ではどうしたのかと言いますと内側の筒をより長く出す事で内側の筒を指先で挟む様にしたのです。
つまり内側の筒を持たせる事で筒の自由伸縮による筆圧低下と言う問題を一挙に解決したのです!!
修理可能なボールペン
またこのボールペン「JET」には、「JET」を構成するパーツを個別に購入できると言う魅力的なサービスがあるのも見逃せません。
ボールペンのみならずシャーペンでも基本的にはパーツが破損したり無くなれば買い換えると言うのが我々の一般常識ですが、この「JET」は他のボールペンとは一線を画していて、ネジやスプリングと言った無くしやすい上に手に入らないパーツを始めから用意しており個別に購入可能となっているため長く愛用して頂けます。
また素材としてはステンレス鋼とグレード5のチタン合金の2素材で作られて「JET」がラインナップされていまので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/silexgear/jet-a-pen-like-no-other
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