長時間靴を履いて脱いだ後の異臭は、臭いの元となる空気中の雑菌が靴の中で繁殖する事でより強烈な臭いを発します。
よってその臭いを低減させようと思えば、消臭剤などを使って強制的に除去するのではなく、発生させない様にするのが1番効果的です。
そのため、臭いを防止する機能を持つ靴の多くは、靴の生地や靴底等に銀や銅の持つ殺菌効果を利用する為にを銀糸や銅糸と言った金属を編み込んだ糸を使って靴を作ったり、雑菌の繁殖要素である高温多湿と言う状態を崩す為にエアフローを良くしたものや、吸放湿性の高い生地を使い足から発生する汗を吸い込みそして靴の外へと放出して低温でかつ低湿な状態を作り出す事で臭いの発生を抑えています。
ですがそれら靴と自分の足が合えば良いのですが、そうでない方にとっては選択肢が殆どありません。
そこで今回は、いつも履いている靴の中に入れる事で臭いを低減させるソール「Gravity Insoles」をご紹介致します。
雑菌の繁殖を抑えるブロワー
さて、特に夏場、大量に汗をかいた際に臭いの発生を抑える為に何をすべきかと言えば、高温多湿と言う状況を崩す事です。
ただインソールと言う靴の中に入れるガジェットに対して例えばインソールの吸湿性を上げて汗を吸い込む様にしたとしてもその量には限界がありますし、何と言ってもインソールが汗を吸収しても靴すのものの放湿性が高くなくてはどんどんと靴の中の湿度は上がって行きますし、体温によって靴の中の温度も上昇します。
それを一気に解消するために靴の性能に大きく左右されやすいインソールで実現する為にこの「Gravity Insoles」が行ったのはインソールの中にブロワー(空気を送り出すガジェット)を埋め込む事です。
つまりインソールから空気を放出する事で、靴の中に籠もっている暖かくて湿った空気を靴の外へと強制排気し、なおかつ靴の中に空気の対流を作る事でインソールに吸収された汗を素早く空気中に放湿する様に考えられています。
またブロワーは踵部分に入っており着地する旅に踏まれ、ブロワー内の空気がつま先にある空気の吐出口から放出される様にとギミックもよく考えられています。
足を保護するインソール
またこのインソールは足の臭いを低減するだけでなく足底筋膜炎等の靴が合わなくて引き起こされる疾患等も予防する機能を持っています。
例えば靴のクッションが悪ければ、地面に着地した時の衝撃は足や足首だけでなく膝や股関節、腰(腰椎)と言った部分にも衝撃を伝え何かしらの損傷を生じさせます。
ですからこの「Gravity Insoles」では空気を送り出す機構のブロワーをエアクッションにする事でヒールにかかる衝撃を低減させる効果があるだけでなく、ゲル状のカプセルをつま先側に入れる事で足全体、土踏まずにかかる負担を低減する様にも考えられています。
自分の足に合う様にカット
またインソールは靴と同じ様に自分の足のサイズに合うものを考えなくてはいけませんが、残念な事にインソールは○○cmと言うよりはS,M,Lと言った大まかなサイズ表記したものしかないので、自分の足に合わないものもあります。
そこで今回紹介するインソール「Gravity Insoles」では、S,M,L,XL,XXLの5サイズだけでなくインソールに足のサイズと共にカットラインを記してあり、そのカットラインに沿ってカットする事で自分の足にジャストフィットするインソールに変える事ができますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
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