ビットドライバーの良い所は、ビットと呼ばれるドライバーの先端だけを交換する事ができる様になっている事で、10種類のドライバーを揃えるよりも遥かにコンパクトに収納する事ができますし、携帯すると言った場合も10種類のドライバーと10種類のビットに柄が1本と言う組み合わせを考えると、ビットドライバーの方が遥かに携帯性には優れています。
そんなドライバービットは非常にたくさんの機能を持つEDC(Every Day Carry)ツールにも含まれていたりするのですが、実際のところネジを回すと言う本来の目的ではネジが回し辛いものが殆どなのですが、今回紹介するEDCツール「strikerbit™」の機能はビットドライバーとしての機能しかない為、ドライバーとして非常に使い易く作られています。
ボルトアクション
今回紹介するEDCビットドライバーは、円筒形状のハンドル本体の両端にそれぞれ1つずつ、合計2本のビットを収納しておく事ができる様になっており、ビットの出し入れにボルトアクションと言う機構を採用しています。
このボルトアクションと言うのは銃に対して薬莢(銃弾)を装填・排莢を担うアクション機構の事で、Lの字を描く様にレバーを動かすのですが、それい似せた動きをする操作をボルトアクションと呼んでおり、この「strikerbit™」においても似た様な動きでレバーを動かす事でドライバービットを出し入れする事ができる他、両端から出るドライバービットを変える事ができる様になっています。
ただこの「strikerbit™」の場合、ロック機構はありませんのでドライバービットをネジの頭に押しつけるとドライバービットは柄(ハンドル)の中へと入って行きますので、レバーを親指で押しながら回すと言う使い方になります。
ただドライバービットに関してはネオジウム磁石によってしっかりと吸着されていますから、ビットだけを落としてしまったりと言う事もないのでご安心ください。
硬く締め付けられたネジを外し、硬く閉められるノブ
そしてボルトアクションは見た目のインパクト、格好良さだけでこの「strikerbit™」に限って言えばドライバーとしての実用性にはあまり貢献してはいませんが、この「strikerbit™」に付属しているロング・ノブは固く締め付けられたネジを回して外したり、ネジを硬く締めると言う点においてはとても役立ちます。
この「strikerbit™」には2種類のノブが付属しており、背の低いネジの頭の様なノブは、ポケットの中やバッグの中への出し入れに関して言えば長いノブよりは引っかかりが少なくなり出し入れと言う点においては優れています。
ですが、硬いネジを回す場合は引っ掛かり部分が少ないため強い力をかけようと思っても指先がノブから滑ってうまく回せませんが、ノブが長ければ指も引っ掛けやすくまた力も入れやすいため回しやすく、きつく閉めやすくなります。
グレード5チタンとステンレス
そしてこの「strikerbit™」にはグレード5のチタン合金を使ったバージョンとステンレスを使ったバージョンの2つのラインナップがあります。
またビットに関しては8種類のビットがセットになったバリエーションと16種類のビットがセットになったバリエーションの2種類がラインナップされていますので、もし気に入って興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/microcarry/strikerbittm-the-worlds-first-bolt-action-bit-driver
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