新学期が始まり、幼稚園や保育園、小学校に入りたての児童さんは、何かと持ちもの全てに名前を書かなくてはいけませんが、そう言う時に便利なのがハンディープリンターです。
この手に持ち、手を動かしながら印刷を行うハンディープリンターの利点はプリンターに入らないものに印刷ができるので、もちろん紙以外の素材に対しても印刷が可能です。
例えばノートや教科書はもちろん衣類、靴、文具類と幅広く何でも印刷が可能なので、お子さんの持ち物に印刷するには最適なのですが、実際のところ1度持ち物に印刷してしまうと、それ以降、下手をすると翌年まで使う機会がない事です。
そこで今回は普通のインクジェットプリンターとしても使える様に紙送りアダプターが用意されているハンディープリンター「Print X」をご紹介致します。
ハンディープリンターとして
ではまず最初に「Print X」のハンディプリンターとしての機能をご紹介しますが、まず大きさは59×59×58mmと言う、ほぼサイコロに近い形状で重さは144g、インクカートリッジは黒とカラーの2つが用意されており、「Print X」を印刷物の押し当てながら手で「Print X」を横にスライドさせながら動かす事で印刷物に印刷する事ができます。
また印刷幅は8.4mmと14.3mmでテープ状、ライン状の印刷が可能です。
このハンディープリンターの中には複数行の印刷が可能だったり、ハンディープリンターの位置を少しずつずらしながら動かして印刷する事で、ハンディープリンターのサイズ以上の絵をプリントできるものもありますが、この「Print X」は1行のみの印刷しか出来ませんが、名前をプリントする程度ならこれでも十分です。
A4プリンターに変身
そしてこの「Print X」は拡張性を最初から考えて設計されており、その拡張性を生かした最初のプロダクトが”A4 Extension”と言う紙送り機構です。
この”A4 Extension”は「Print X」がセットできる様になっており、一般的なインクジェットプリンターと同じ様にA4,A5,A6サイズの紙に印刷を行う事ができるのですが、もし今現在、プリンターを持っておられない方であればこの「Print X」と”A4 Extension”で2つのプリンターを手に入れられる訳ですから、これはかなりお得です。
また”A4 Extension”そのものもコンパクトなので使わない時はどこかに収納しておく事ができますし、名前の印刷だけだと年に数回ですから、途中でまだインクが残っているのにも関わらず乾いたインクがプリントヘッドを詰まらせて印刷できなくなって勿体ないと言う様な事になりますが用途が広がればそれだけ使う機会も増えるので、インクも無駄にしなくて済みます。
変身するのはA4プリンターだけじゃない
またまだ製品化はされてはいませんが、「Print X」には様々な拡張ユニットが準備されており、最も早くリリースされそうなのがラベルプリンターです。
ラベルプリンターも1台あると整理に使ったり出来ますので、何かと便利ですし、「Print X」で直接プリントすると消せませんが印刷したテープなら剥がす事ができるので用途に分けて使い分ける事ができます。
そしてまだリリースするかは未定ですが、3Dプリンターで作った造形物にペイントする為のアダプターが構想されていたり、壁に絵を描くウォールプリントのアダプタが構想されていたりと、「Print X」は幅広い用途に使える様に考えられていますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
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