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磁気流体を針に使うと言う斬新な、見ていて飽きる事がない腕時計「Venom Watch」

透明な液体の中にあるアメーバーの様な物体に磁石を近づけると、磁石に吸い寄せられるだけでなく、磁力線によって様々な形状に変体する磁性流体(Magnetorheological fluid)は、マグネタイトやマンガン亜鉛フェライトなどの強磁性微粒子、その表面を覆う界面活性剤の物質で構成され、ベース液(水や油)の中で磁力や振動等によって常に形状を変化させます。

そして磁石を近づける事で磁力線に沿ってハリネズミが怒った時に針を立てている容姿と同じ様に見えるスパイク現象は非常に神秘的で、今回紹介する腕時計「Venom Watch」はその磁性流体を使った非常に変わった、見ていて飽きない腕時計です。


時刻を指し示す磁性流体


今回紹介する腕時計「Venom Watch」は、文字盤内がベース液で満たされ、その中に見慣れた磁性流体が封入されており、文字盤の裏で動く時針と分針の先につけられた磁石に引き寄せられ一緒になって動く事で時刻を知らせる腕時計です。

文字盤は5種類で基本的には中心に近い所に固まっている磁性流体が”分”を示し、文字盤の外側に集まっている磁性流体が”時”を指し示す様になっています。


文字盤の上を形を変え動き回る磁性流体


ただ文字盤の上を磁性流体が規則正しく回っているだけでは何の面白みも変化もなくただの腕時計なのですが、この「Venom Watch」は言うなれば水の中に浮かんでいるプランクトンの様なもので、波によって集まりもすれば散らばりもし、磁石を近づける以外にも腕を振る振動でも磁性流体は遠心力によって細かく分離したり大きく固まって文字盤の中を移動します。
時には時針、分針の磁石のない場所に飛んで行き固まったり、小さな粒となって散り散りに飛んで行く様になっているため、これがまた楽しいです。

時には何時か知りたいのに全く時刻が読めないほど磁性流体が爆発したかの様にバラバラに飛び散っているかもしれませんが、それがまたこの腕時計「Venom Watch」の楽しみの1つで、腕を前後左右に動かして磁性流体を針の上に集めて何時かを解明する、そんな作業もまた楽しみの1つですので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。

https://www.kickstarter.com/projects/822845734/venom-watch-unconventional-luxury-from-the-stars

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