トートバッグは、アメリカのL.L.Beanというアウトドア製品メーカーが、60年以上前に食品保冷用の氷を運ぶためのバッグとして開発・発売したバッグで、”トートバッグ”の”トート”とは、アメリカの俗語で「運ぶ」「背負う」という意味を持っています。
ですからトートバッグにはこれと言った形状の定義みたいなものはなく、手に提げるタイプのトートバッグから、持ち手が長くて肩からぶら下げられるものまで大きさも形状も様々なタイプがありますが、トートバッグは比較的大容量のものが多く、何でも上から突っ込める所が魅力です。
最近は様々なガジェットを使い勝手良く収納できる様々なタイプのポケットを設けたバッグが増えていますが、たくさんのポケットがあっても全ての人がそう言ったポケットを100%活用できる訳ではありませんが、今回紹介するトートバッグ「Que」のポケットならみなさん気に入るはずです。
ポケットの大きさが変えられるフロントポケット
今回紹介するトートバッグには2つのポケットがあり、そのウチの1つのフロントポケットはトートバッグの底の部分に設けられているのですが、何とこのポケット、トートバッグの底部で広げられる様になっているのです。
背の高いトートバッグだと上から荷物を詰め込むと、底にあるものは上の荷物を一度出してから底のものを取り出さないと取り出し辛かったりしますが、この「Que」では、フロントポケットを使う事で、トートバッグの上に方には入れておきたくないけれども、必ず1日に何回かは取り出す、と言った様な荷物をこのフロントポケットに入れておけばいつでもすぐに取り出す事ができます。
その1例としてお弁当箱の様なものが挙げられ、底に入れておけばお弁当の中身が片方に寄って圧縮されたり飾り付けが崩れたりする事はありません。
そして何より、1枚の布でポケットとバッグは仕切られているだけなので、フロントポケットに何も入れなければそれだけトートバッグにたくさんの荷物を入れる事ができますし、フロントポケットに何か荷物を入れたとしてもその荷物の大きさの分しかトートバッグの内容量を占有しませんので、効率良く荷物を入れる事ができます。
マグネット式蓋採用のボトルポケット
そして「Que」には水筒を収納する為のポケットも設けられており、このポケットもトートバッグの中を分割する様な布で仕切られているので、ボトルを持ち歩かない時はトートバッグにボトルの大きさの分だけの荷物を更に詰める事ができるのですが、このポケットよくあるジッパーやスナップで閉まる蓋ではなく、磁気を使って蓋が閉まる様になっています。
やはりジッパーやスナップですと長年使っていると壊れて来たりもしますし、何よりボトルを出して飲んですぐにまたポケットに戻すと言うのが普通のパターンですから、マグネット式の蓋は取り出しやすく閉めやすいので、使いやすさ重視と言うのがよく分かります。
バックパックにも変身
そしてこのトートバッグ「Que」のもう1つの特徴点は、手提げのトートバッグから、まとめてあった持ち手を伸ばす事で肩掛けにもする事ができますし、トートバッグの時は隠しポケットに収納されている肩掛けベルトを取りだしてセットする事でバックパックに変形させる事もできる様になっている事です。
さすがに重い荷物の入ったトートバッグを手で持って運ぶよりは背負った方がより楽なので、どうやって持つのか、を選択できると言うのはなかなか魅力的でもありますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/getque/que-the-everywhere-convertible-totepack
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