道路交通法が改正されて電動キックスクーターで公道を走行できる様になったとはいえ、免許ナシで16歳以上で乗車可能な電動キックスクーターは時速20km/hまでと決められています。
例えばママチャリ(シティーサイクル)で走行する際の平均スピードは時速15km/hあたりなので、それよりは早いのですが、自転車道や歩道を走行する際には6km/h以上のスピードを出してはいけませんので基本的に早く移動しようと思うと車道を走行する事になるので、それはそれで周囲を走る車やバイクが50km/h、60km/hと言った制限速度内で走行していたとしても恐いものがあります。
だからと言って免許が必要な原付と同じ様に30km/hまでスピードの出せる電動キックスクーターに乗ったとしても、それはそれで原付よりも小さなボディーと小さなタイヤでは路面状態によっては非常に走り辛く、路面の凹凸の状態によっては原付よりも転倒する確率も上がります。
そこで今回は、高速で走行しても快適に移動する事が出来る電動キックスクーター「NAVEE S65 Electric Scooter」をご紹介致します。
前後独立サスペンション
電動キックボードは、従来からあるキックボードのフレームはそのまま流用し、タイヤをインホイールモーターに交換する事で、電動走行を可能にし、安全性を高める為にディスクブレーキを後付しています。
そのため、タイヤが地面から受ける振動はそのままタイヤの軸から車体へ、そして足や手から身体へと伝わるので、割と小さな段差であったとしても、ゴンゴンと言う下から突き上げる様な衝撃はそのまま身体へとボディーブローの様に伝わりますし、走行スピードが早くなればその衝撃は何倍にもなって身体に伝わります。
そのため今回紹介する電動キックボード「NAVEE S65 Electric Scooter」ではロッカーアームスプリングを使ったサスペンションを採用する事で、走行中の地面から受ける小さな振動や衝撃だけでなく、路面の段差によってキックボードが跳ねて着地すると言った様な場合の大きな衝撃もしっかりと吸収してくれますので、着地した衝撃でバランスを崩すと言った様な事も防ぎます。
また10インチのチューブレスタイヤを採用している為、更に耐衝撃吸収性には優れており、セルフシール機能を搭載したチューブレスタイヤは直径3.5mmの針が刺さってのパンクする事がないと言った性能も備えています。
走行スペック
そして電動キックスクーターで1番気になる走行スペックですが、500Wインホイールモーターによって40Nmのパワーを引き出せるこの電動キックスクーターは耐荷重120kg、斜度25%の坂道を登るパワーがある他、最大時速は32km/hで走行距離は48V/12.5Ahのバッテリーによって最大65km走行する事ができます。
また安全性と言う面においてはパワーモードとして走りを楽しむSportモード、普通に走るStadardモード、スピードを制限するEcoモードが設定されておりレバー操作ですぐに切替られる様になっており、人混み等ではEcoモードにする事で急加速して人と接触したりする事がない様にしているだけなく、大口径のディスクブレーキによって制動性はこのサイズのタイヤ、そして最大速度の電動キックスクーターとしては30%は効きご良くなりすぐに止まる様になっています。
日本の行動を走行する上でのハードル
またこの「NAVEE S65 Electric Scooter」を日本の公道で走行させる場合、保安部品さえ追加すれば(原動機付自転車=原付)としての要件を満たしており、既にヘッドライトとテールライト、ブレーキライトは装備している事から、バックミラー、ウインカーを取付け、ナンバープレートを固定する為のステーを取り付ければ走らせる事ができそうですので、もし興味を持たれた方は事前に当局に相談の上でPledgeされる事をオススメします。
この記事へのコメントはありません。