ようやくと言うか、もうと言うか、朝夕の涼しさと言うより肌寒さを感じる今日この頃に、スッカリとあの夏の暑さに懐かしさを感じますが、キャンプもそろそろ寒さ対策が必要になって来ます。
ただ最近は、暖かな下着や、着てスイッチONで暖かくなるヒーター入りの上着等も夏に外で仕事をされる方が着ている空調服同様に増えて来ましたので、たくさんの衣類をキャンプに持って行かなくても1着携帯しておけば、急に気温が低くなっても何とかなります。
ただバッテリーを使う温感ウェアはヒーターで熱を作るので素早く暖かくなるだけでなく、その暖かさをキープする事ができるのですが、バッテリーが切れると外気温に比例して温度が下がっても行きますので、予備バッテリーを持っていなければかなり気をつけて使わないといけません。
そこで今回は、寒さを感じる事なくバッテリーの持続性を伸ばす様に工夫された寝袋「BUNDL Sleeping Bag」をご紹介致します。
グラフェンヒーターで速暖、低消費電力
さてこの「BUNDL Sleeping Bag」には最近注目のグラフェンヒーターが内蔵されています。
これはグラフェンと言う素材は最近注目の素材で、炭素からできていますので、金属で作られたヒーターの様に濡れると酸化して劣化する事がないので、洗濯もできる事から、最近ではヒーター内蔵の上着に使われたりもしています。
またこのグラフェンヒーターはエネルギーの変換効率が良いのも特徴で、少ない電力で熱を作る事ができますのでバッテリー消費を抑える事ができます。
MacBook Proも充電できるパワフルバッテリー
そんな「BUNDL Sleeping Bag」を温めるバッテリー容量は30,000mAh(111wh)とほぼ4日間、睡眠時に使っても大丈夫なバッテリーが用意されています。
そしてこのバッテリーには「BUNDL Sleeping Bag」を温める以外にスマートフォンやノートPCを充電する機能も持っており、出力ポートとして
USB-A1:最大出力5V/2.4A
USB-A2:最大出力5−6V/3A, 6-9V/2A, 9-12V/1.5A
と言うUSB-Aポートが2ポート用意されており、両ポート合計して最大18Wの出力となります。
そして
USB-C PDに対応したポートも1ポート備えており、最大20V/3Aの最大60Wで出力が可能な為に15インチのMacBook Proも使用しながら十二分に充電できる他、USB-Cポートはバッテリーの充電ポートも兼用しており、最大60Wで充電する事ができますので、60W出力が可能なUSB-C PDに対応した電源を使えば3時間もあれば十分に100%充電する事ができます。
またこの他にノートPCの電源を充電アダプタとして流用可能なDC入力(16〜24V/2A)も用意されています。
温度センサーで無駄な電力消費をコントロール
そしてこの「BUNDL Sleeping Bag」の一押しの機能が温度コントロールです。
「BUNDL Sleeping Bag」はまず頭、胴体、足と3つのエリアに分けて温度を調整する事ができ、スマートフォンからその温度は1℃単位で調整可能になっていますので、足下は高めに、胴体はその次に、そして頭の部分は低く細かく温度を設定する事で電力消費を抑える事ができますし、頭寒足熱で就寝中は頭の温度を低くする事でよく眠る事が可能です。
そして「BUNDL Sleeping Bag」はエリア毎に温度が調整可能なだけでなくそれぞれのエリアに温度センサーが内蔵されており、設定温度以上に温める事なくまた設定温度に近づいたら小まめに電力をカットし、設定温度から温度低下する様であれば通電してヒーターを加熱して温める様に設定されており、バッテリーと言う限られた電源を効率良く無駄なく使う工夫がなされています。
またスマートフォンがなくても「BUNDL Sleeping Bag」に備えられたボタンでヒーターのONと温度調整は可能で、電源ランプOFFの状態で2〜3秒長押しで100%の出力、ボタンを押す度に75→50→25%と出力調整する事が可能になっており、再度2〜3秒スイッチの長押しでOFFになります。
更にこの「BUNDL Sleeping Bag」は寝袋なのですがジッパーを外す事でシート状にしても使えますので、敷布にしたり上掛けにしたりと寝袋として以外にも様々な使い方ができますので、もし詳細をご覧になりたい方は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/bundl/bundl-electric-heated-sleeping-bag
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