みなさんは大切なデータの入ったUSBメモリーなどを紛失してしまったなんて経験はありませんか?
そう言う時のために暗号化アプリなどを使ってデータを暗号化しておくと100%ではないもののデータの流出は防ぐ事はできますが、もしパスワードを解析されてしまえばデータは流出してしまいます。
ですがもしその紛失したUSBメモリーを探す事ができたらどうでしょうか?手元に戻ってくればパスワードを解析されてデータを盗まれると言った心配もありません。
そこで今回はGPSトラッカーの機能を持ったUSBメモリーとSSDドライブ「MUNIO」をご紹介致します。
セキュリティー
まず今回紹介する「MUNIO」のセキュリティーについてですが、この「MUNIO」では本体でAES256による暗号化が出来るほか、指紋認証が可能で指紋でのアンロックができる様になっています。
また本体でアンロックができますのでWindowsやMacの他、iPadやAndroidスマートフォンでもデータのやりとりに使えます。
更にディスプレイととても小さなトラックボールを備えており、4〜12ケタの暗証番号でもアンロックが可能となっていますので、誰かにデータを渡してコピーしてもらうと言った様な場合は暗証番号を教えれば良く使い勝手と言う点においては申し分ありません。
そしてまた「MUNIO」にはGPSトラッカーの機能が搭載されており、PCやスマートフォンに専用のクライアントソフトをインストールしておく事で簡単に見つける事ができる様になっている他、もし紛失した場合は最後に「MUNIO」とPCやスマートフォンと通信していた位置をアプリ側が記憶していますので、紛失してすぐに気が付けば発見できる確率も高くなります。
ただ移動中はPCの電源を入れて常に「MUNIO」と通信しておき位置を記録しておくと言うのは無理なのでスマートフォンとペアリングしておくのがベターです。
USBとSSD
次に「MUNIO」はUSBフラッシュメモリーとSSDの2つのバリエーションがラインアップされています。
USBメモリーはメモリー容量1TByteと2TByteの2つの容量バリエーションがあり、USB-A 3.2 Gen2とUSB-C双方のコネクタを搭載いるがポイントで変換コネクタやケーブルなしにダイレクトにPCやスマートフォン、タブレットに差し込んでデータのやりとりを行う事ができます。
次にSSDタイプの方は、2230、2242,2260、2280サイズの4TByteまでのNVMe M.2 SSDが内蔵できるほか、メモリーカードは自分で交換する事ができます。
こちらのインタフェースはUSB-CのみでUSBメモリどちらも高速データ転送が可能なUSAPプロトコルを採用しています。
WiFiシェアリング
そしてUSBメモリーには300mAh、SSDドライブには450mAhのバッテリーが搭載されておりPCやスマートフォン、タブレットに接続しなくてもこの「MUNIO」だけで指紋の登録であるとか設定変更等が行えるのですが、その中の機能の1つとしてWiFiシェアリング機能があります。
「MUNIO」をホストとしてWiFiでPCやスマートフォン、タブレットなどを接続する事でワイヤレスでデータの読み書きが行えるのですが、専用アプリを使っての接続となり、データは暗号化されて通信されるため、データが漏れる様な事は一切ありません。
更にバックアップアプリをインストールしておく事でバックグラウンドで大切なデータを「MUNIO」にバックアップさせると言う機能も合わせ持っていますので、もし詳細をご覧になりたい方は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/munio/munio-secure-usb-flash-drive-and-m2-ssd-enclosure
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