材料を専用のビニール袋などに入れ、お湯の中に浸けて行う湯煎調理のメリットは、低温で調理する事で食材から水分が逃げないため、美味しさやうまみと言ったものが逃げず非常にジューシーに仕上げる事ができるだけでなく、加熱によるタンパク質の凝固・収縮を防ぐ事ができますので、肉でも魚でも非常に柔らかく仕上げる事ができます。
一方でデメリットは水圧によって食材が潰れる事で、真空湯煎調理は食材を入れてパックを真空にしますのでパックの中の食材は真空で潰れ更に水圧によって潰れますので、盛り付けた時に潰れてしまった食材がどうしても美味しく見えない時がある事です。
そこで今回は、水を使わず真空調理を行う「Neovide」をご紹介致します。
形を崩さずに真空調理
湯煎調理器には、湯煎調理用の専用袋や、ビニール袋を使う方法と、真空パックを使って行う2つの方法があります。
このうち真空パック調理は、空気を完全に抜いてしまう為に食材全体的に圧力が加わりますので、食材と一緒に入れた調味料によって均一に味付けができると言うメリットがあり、これはビニール袋に入れた同じ食材と食べ比べを行うと、その違いに驚かされます。
一方で今回紹介する「Neovide」は調理器具そのものが中のチャンバーを真空にする事ができ、なおかつ容器全体を温めて輻射熱で食材に熱を加えて行きますので、方法としては湯煎調理とほぼ変わりません。
また、お肉や魚を調理するのでしたが、食材にチャンバー内にある温度計を食材に差し込んでおけば、食材の温度を正確に把握しながら熱を入れて行きますので、湯煎料理よりも更に細かな温度管理ができますので出来上がりは断然、こちらの方がジューシーです。
また真空にするとは言っても容器を真空にするだけなので食材が圧力によって潰れたり型崩れする言う事がないので、見た目もそのままで美しく盛り付ける事ができます。
簡単調理セット
次に湯煎調理はお湯の温度を何度にして何分加熱すると言うのが基本なので、この「Neovide」でも湯煎調理の調理時間を元に何度で何分加熱して、更に何度に温度を変えて何分加熱してと言う事をタッチパネルを操作してインプットして行くだけなのとても楽ですし、事前に仕上がり時間をセットしておけば調理したての料理を温かく頂く事ができます。
後片付けも非常に楽
そして後付けにおいてもこの「Neovide」は非常に楽に出来る様に設計されており、何とトレイが外れますので洗うのも非常に楽です。
そしてもし、「Neovide」本体もソースが跳ねたとかであればサッと拭くだけで良いだけでなく、真空湯煎調理もついつい真空にするのが面倒で、次第に面倒になってやめてしまうのですが、この「Neovide」であればただ材料を並べて入れて入れるだけで真空調理してくれますので非常に扱い易くそして美味しい料理を食べる事ができますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/thespacetech/neovide-a-waterless-one-stop-sous-vide-cooker
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