タープやテントについているペグって普通はアルミ製ですが、アルミはご存じの様に剛性は高くないため、砂利の多い河原であるとか、土にたくさんの石が混ざっている様な場所にペグを打ち込む場合、石に当たればそれ以上入って行かないだけでなく、強引にハンマーで打ち付けてペグを地面に打ち込もうものならぐにゃりと曲がって使い物にならなくなります。
そこで今回はナイフにも使われている3Cr13ステンレス鋼を使った鍛造焼き入れペグ「Shark」をご紹介致します。
石をも砕く最強ペグ
今回紹介するペグ「Shark」は、ナイフにも使われている3Cr13ステンレス鋼が使われているのがポイントで、ステンレス鋼を叩きながら形作って行くと言う鍛造と言う方法によって作られているだけでなく焼き入れを行う事で硬さと粘り強さを合わせ持っており、石も易々と砕いてしまうと言うとても魅力的な特性を持っています。
つまり土の中に目に見えない石があるとアルミ製のペグですとそれ以上、土の中へ入って行かないだけでなく強引にハンマーで打ち込むとペグが折れ曲がって使えなくなりますが、この「Shark」であればそう言った事もなく石を貫通して土の中に入り込んで行きますので、どの様な場所にでもタープやテントを張る事ができます。
また河原の様な小さな石の多い場所も柔らかいペグではなかなか石を避けて土の中に入り込むと言った事ができませんので、なかなか刺さらないのですが、この「Shark」の様に硬いペグなら小さな石を押して移動させながら土中に入って行くので最強です。
風に強いペグ
次にこのペグ「Shark」は風にも強いのです。
と言うのもこのペグを見てもらうとよくある円筒形のペグではなく板状になっています。
そしてこのペグをテントやタープから見て水平に打ち込む事でロープによって引っ張られる方向に対しての圧力が加わる面積が増えるため、風にあおられたタープやテントがロープを引っ張ってもペグにかかる力と言うのは応力のかかる面積が広い事から単位面積あたりの圧力が減る事になり結果的に動きませんので強風がいくら吹いたとしても抜けません。
一方よくある円筒形、ピン型のペグはと言うとこの「Shark」に比べて側面の面積が狭いため引っ張れると単位面積あたりにかかる圧力は大きくなり、その圧力は土へとかかります。
そしてペグの回りの土はペグに加わった圧力によって圧縮され徐々にペグの回りに空間が出来て行き、摩擦抵抗が減ってペグが抜けて行くと言う事になりますが、この「Shark」はそう言う事がないのも魅力的なポイントです。
さらに1セットあたり8本のペグとハンマーで構成されていますので結構広いタープでもこの「Shark」だけで固定する事ができます。
ペグの抜き方には注意
そしてこのペグ「Shark」だけでなくステンレス鋼を鍛造して作られたペグ全般に言える事ですが、抜く際には絶対にゆすって抜くのはNGです。
よくアルミ製のペグですとペグの先端を持ち前後左右に揺すってペグの入っている穴を広げて抜いたり、ペグの側面をハンマーで叩いて穴を広げて抜いたりしますが、それを鍛造で作られた郷土の高いペグでやってしまうと、刺さったナイフが抜けないからと揺さぶっている間に刃が折れた何て事と同じ事になりますので、このペグを抜く際には絶対に揺すらず垂直に抜く、垂直に抜けない場回しながら抜くと言うのが正しい抜き方になりますので、詳細をご覧になりたい方は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/1202757803/strongest-camping-tent-support-andhammer-in-history
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