鉄製のフライパンの良い所は、よく熱してから調理を始める事で温度が下がり辛く加熱ムラが起こり辛い事と、何と言っても温度が下がり辛い事で調理時間が短くなり食材なら抜ける水分量も少なくて済むため、どの様な料理を作っても瑞々しく仕上げる事ができます。
その一方で敬遠されるのは鉄製フライパンの重さで、厚みがあるからこそ加熱ムラが起こらないのですが、そこが逆に鉄製フライパンを重くしフライパンを振るのが大変な事から敬遠される事と、使い水洗いした後はしっかりと水分を拭き上げてから油を塗って保管しなければならないなど手入れの大変さもあります。
そこで今回は鉄製フライパンと性能はあまり変わらず重さはかなり軽い炭素鋼を使ったフライパンとローストパン「BARE Cookware 4.0」をご紹介致します。
カーボンスチールのメリット
カーボンスチールと言うのは炭素鋼と言う金属の事で、身近な所で言えば建物に使われる鉄骨も炭素鋼ですし、ナイフなどに使われている金属の炭素鋼で、鉄と炭素、その他添加する鉱物によって性質が変わり使用される製品も様々です。
そしてカーボンスチールを使う事で鉄製のフライパンと比較し重量が遥かに軽くなる事がメリットで、もちろん鉄製のフライパンと同じ様に加熱ムラなどもないため、わざわざ鉄製のフライパンを選ばなくてもカーボンスチールのフライパンを選ぶ事で料理もし易く美味しくなります。
ただ手入れと言う点においては鉄製のフライパンと変わらず、水洗いした後にすぐにフライパンに残った水分と拭き上げ、そして新しい油をフライパンを塗り込んで収納すると言う手順は同じです。
また鉄製フライパンやカーボンスチール製フライパンで行わなければならない最初のエイジングは出荷前にしてありますので、届いたらすぐに使えるのが今回紹介する「BARE Cookware 4.0」です。
収納時に干渉しないストレートなハンドル
次に今回紹介する「BARE Cookware 4.0」には直径24cmと28cmの2サイズのフライパンがラインアップされており24cmのフライパンの重さは1.4kg、そして28cmのフライパンは1.75kgですので同サイズの鉄製のフライパンと比較してもとても軽い事が分かります。
そしてこのフライパンの特徴としてスチール製のハンドルが取り付けられているのですが、普通であればフライパンのハンドルと言うのは持ってフライパンを振りやすい様に斜め上に角度をつけて伸びているのが一般的です。
ですがこの柄が斜め上に伸びる事で収納時に引き出しの中で干渉する事で引き出しの蓋が閉まらなくなったり、フライパンを重ねておけなかったりと言った問題が出て来るのですが、この「BARE Cookware 4.0」では真横にストレートにハンドルが伸びているため、フライパンを振る際には力は必要になりますが、収納時には干渉がないのでとても収納し易くなっています。
焼き肉もできちゃうローストパン
そして「BARE Cookware 4.0」にはもう1枚重さ2.45kgでサイズが28x36cmの長方形のローストパンもラインアップされています。
さすがにこれだけ大きなカーボンスチールのローストパンになると見かけた事がありませんが、このローストパンをガス火にかけて料理すれば熱い鉄板料理と同じ様に肉類や魚介類も美味しく焼く事ができますし、お好み焼き等もお店で食べるふっくらとしたお好み焼きを短時間で焼き上げる事ができジューシーに仕上げる事ができます。
またこれだけ大きなローストパンがあればオーブン料理なども一度にたくさん作る事ができますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/barecookware/bare-cookware-40-carbon-steel-frying-pans
この記事へのコメントはありません。