イヤホンに使われているスピーカー、ドライバーには大きく分けてダイナミック型(DD型)とバランスドアーマチュア型(BA型)の2つのタイプが存在します。
このうちダイナミック型は、昔ながらの永久磁石に挟まれたダイヤフラム(振動板)に取り付けられたコイルに音声信号が流れる事で磁界が変化し、ダイヤフラムに取り付けられたコイルが動きダイヤフラムが空気を揺らす事で音を出すのですが、高速で振動し高音を再現、再生するのは苦手でどちらかと言うと低音再生に向いたドライバーになります。
一方でバランスドアーマチュア型はコイルがアーマチュアと呼ばれる鉄板を振動させ、その振動がダイヤフラムに伝わり音を再生しますので、高速で振動させる事が出来る中〜高音域の再生に優れています。
ただワイヤレスイヤホンの多くは大きさに制限がありますので、ダイナミック型がバランスドアーマチュア型どちらを採用するのか選択しなくてはいけませんが、今回紹介する「Kagami Wireless Earbuds」は双方のドライバーを搭載する事でよりクオリティーの高いサウンドを楽しむ事が出来ます。
10mmチタン合金製ダイナミックドライバー
今回紹介するワイヤレスイヤホン「Kagami Wireless Earbuds」は、ダイナミック型とバランスドアーマチュア型2つのドライバーを搭載したハイブリット型のワイヤレスイヤホンになります。
こう言ったハイブリット型のイヤホンは、低〜中音域再生に適したダイナミック型ドライバと中〜高音域再生に適したバランスドアーマチュア型ドライバによって低音から高音域まで幅広い周波数のサウンドを再生する事が出来ますので、ズンズンと身体に響く低音が弱いとか、トランペットなどの高音の音が弱く音の迫力や伸びが弱いと言った欠点がなく最高のサウンドを楽しむ事ができます。
更にこの「Kagami Wireless Earbuds」に採用されている10mmのダイナミック型ドライバーのコーンにはチタン合金で作られたダイヤフラムが採用されており、紙や樹脂で作られたダイヤフラムよりも金属製のダイヤフラムは戻りが早いため、キビキビとしたキレのあるサウンドを再生する事が出来るのが特徴になります。
-20dBのノイズリダクション
次にこのワイヤレスイヤホン「Kagami Wireless Earbuds」には4つのノイズキャセリング用のマイクが搭載されており、周囲の雑音を最大で-20dB低減する事が出来ます。
この-20dBを実際の生活ににあてはめるとどれくらいの実力があるのかと言えば、掃除機をかけているのに掃除機の音が聞こえないくらいにまでノイズを抑える性能を持っており、BGMのかかったカフェでこのワイヤレスイヤホンを使えば、まるでコンサートホールにいるかの様なシチュエーションで大好きなアーティストのサウンドを楽しむ事が出来ます。
連続再生8時間
そしてこのワイヤレスイヤホン「Kagami Wireless Earbuds」は2つのドライバーを搭載する為にケースを大きくした事でバッテリーを搭載するスペースが増え、最大で連続8時間の長時間再生が可能となっており、充電機能を搭載したケースによる充電で最大32時間の使用が可能です。
更にIPX5防水であるため、トレーニング中に使用するのはもちろん、汗で濡れたワイヤレスイヤホンを流水で洗う事もでき、常に清潔にして使用する事が出来ますので、詳細をご覧になりたい方は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/zerestaudio/kagami-wireless-earbuds
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