自転車に乗る際のヘルメットの着用の必要性は分かっていても、なかなか被る事が出来ない、しようとも思わない方と言う方は結構な割合でおられます。
こう言った方々に何故着用しないのかと言う理由を聞いた際に1番多いのが髪が崩れると言う女性の意見で、それに次いで多いのが盗難と携帯性の悪さの関係性です。
確かに自転車にはバイクのヘルメットの様にシートの下に収納しておく様なボックスもついていませんし、ヘルメットを収納しておく事ができる様な後付のボックスみたいなのも販売されてはいませんので、駐輪した自転車のハンドルなどに引っかけておくともれなく盗難に合う可能性は高くなりますし、実際に盗まれたと言う様な事はよく聞きます。
一方で持ち歩くにしてもバイクのヘルメットよりは軽くコンパクトではありますが、嵩張るのには変わりがありませんので、持ち歩くのも面倒です。
そこで今回は、その持ち歩きのし辛さを感じない自転車用ヘルメット「Inflabi Helmets」をご紹介致します。
クシャクシャと折り畳めるヘルメット
今回紹介する自転車用ヘルメット「Inflabi Helmets」の特徴はクシャクシャと丸めてポケットに入れて持ち歩く事ができる点です。
折り畳みができるヘルメットと言うのは既にいくつもの製品があり、ヘルメットとしての性質上、頭の保護機能が求められますので硬い樹脂などで作る必要があり、小さなパーツに分け、それぞれのパーツを繋げ、そのパーツ同士が動く様にする事で折り畳む事ができる様にしたヘルメットはありますが、さすがにポケットに入るくらいコンパクトに折り畳める様なヘルメットはありませんし、あってもキャビネットに並べてある厚みのあるA4ファイルサイズ程度にしかコンパクトにはなりませんので、バッグなどに入れて持ち歩く必要があります。
一方でこの「Inflabi Helmets」は本当にクシャクシャと丸めてポケットに入れる事ができますので非常に便利すし、嵩張りません。
では何故クシャクシャと丸めてポケットに入れる事ができるのかと言えば、このヘルメットが空気で膨らむ様になっているからで、空気を抜いてしまえば浮き輪やビーチボールの様にコンパクトに折り畳めるからです。
ただその都度、付属の空気入れで膨らませなくてはいけませんし、空気入れを持ち歩く必要がありますが、空気入れは自転車に固定していたとしてもヘルメットの様に盗まれるものでもありませんので、自転車に置いておいて自転車に乗る際に空気を入れさえすれば、安全に自転車で移動する事ができます。
空気だけど安全
ただ空気が入って膨らむだけのヘルメットって安全なの?って疑問に思うのは当然ですが、エアクッションを思い起こしてみて下さい、エアクッションは空気を密閉したただの粒々のシートですが、割れ物や精密機器などを保護する為に用いられる事から考えても保護能力は高いと言えますし、この「Inflabi Helmets」においても耐衝撃テストをクリアしているのでそこは安心です。
また「Inflabi Helmets」の重さは85gと非常に軽く、エアーがパンパンに2bar/30psiまで入っているとは言え、エアボールとエアボールとの繋ぎ目で曲がるため装着性も非常に良く被り心地も一般的な自転車用ヘルメットの様にゴツゴツとした感じはなく、どちらかと言うと布の帽子を被っているかの様にソフトです。
撥水性と通気性を持ち合わせた布カバー
そしてこの空気で膨らむ自転車用ヘルメット「Inflabi Helmets」には布製のカバーが付属しており、このカバーは撥水性と通気性を合わせて持っているため、夏場の汗をかいて蒸れる様な時期でも空気を通す事である程度、不快感なく装着できる様になっていますし、撥水性がある事で突然雨に降られても髪が濡れたりしません。
そしてまた冬場など一定程度の冷たい風は通してしまいますが、それでも一般的な自転車用ヘルメットに比べれば風がダイレクトにスリットから入って来て抜けて行く事はなく、防寒性もあり少しは快適に走る事が出来ますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
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