細かく素材を削ったり、彫刻を行ったりする際に使用するリューター、グラインダーはその昔はACコンセントを使ったものしかなく、冬場などは寒さで電源ケーブルが硬くなり先端ツールを細かく動かしたりと言うのが難しかったりしたのですが、その後充電式や電池式のリューター、グラインダーなどの登場で使い回しは格段に良くなり、最近ではペン型のグランンダーなども登場し取り回し、使い勝手と言う点においてはとても良くなっています。
ただリューター、グラインダーと言うのは先端ツールを回転させながら素材を削ったり、ドリルを取り付けて穴を開けたりと言った作業を行いますので、ペン型ですと硬い素材を削ったり、強くグランダーを押しつけるとトルクが低い為に先端ツールが摩擦力に負けてしまい、特にペン型は止まってしまうと言うデメリットがあります。
そこで今回は、ペン型ほど細くはありませんが、大型のハイパワーモーターやギアユニットを搭載する事で少々強引にヤスリを押しつけて削っても止まったりしない小型電動グラインダー「CreationSpace」をご紹介致します。
5段階にスピード可変
リューターやグラインダーと言うのは削ったり、穴を開けたり、場合によっては先端ツールを刃に交換する事で切断ツールとしても使用する事ができます。
そして高速で回転する先端ツールを素材に当てた際に先端ツールが高速に回転していれば回転しているほど、素材と言うのは早く削れて行ってくれますので、早く作業を行いたいと言った場合には便利なのですが、ほんの表面を1ミリ以下だけ削りたいと言った場合に高速で回転するヤスリですと少し素材に当たっただけで大きくえぐられてしまいますので、押し当てる力加減であるとか手や指の動かし方と言うのが非常に大きく影響して来ます。
ですが、たいていのホームセンターやECサイトで販売されているこう言ったジャンルのグラインダーの回転スピードは固定であったり、スピードが切替られても強・中・弱と言った感じで3段階程度に変えられる程度のものが殆どですが、この「CreationSpace」においては6,000rpm、10,000rpm、14,000rpm、18,000rpm、23,000rpmと5段階に回転スピードを変える事が出来るだけでなく、最低スピードの6,000rpmと最大スピードの23,000rpmとを比較するとその差は4倍もあり、かなり低速で回してゆっくりと削る作業を行う事が出来ますので、ちょっと当てただけなのに一気に削り取ってしまったりと言う様な最悪な自宅を避ける事ができます。
女性でも扱い易いツイストロック機構
次にこう言ったグラインダーに先端ツール(ビット)をセットする場合、グラインダーの先端には(ドリル)チャックと呼ばれるビットを固定する為のネジ式の固定具が取り付けられているのですが、甘く締め作業時にビットの先端にかかる摩擦が大きいとビットは空転してしまいうまく削ったり磨いたり、穴を開けたりカットしたりと言った作業が出来なくなります。
そのため、きつく締め込まないといけないのですが、女性の握力ではそこまできつくガッチリと固定できないのが現状なのですが、この「CreationSpace」ではツイストロック方式と言って先端にチャック部分をロックポジション、アンロックポジションまで太くて持ちやすいレバーを回すだけで確実にビットを固定できるチャックを備えているだけでなく、ビットの交換も一般的なチャックとは違い素早く作業が行える様になっています。
更にこのグラインダー「CreationSpace」には、ビットの先端を明るく照らし出してくれるLEDを先端に内蔵しており、より手元を明るく照らし出す事で作業が行いやすい様になっています。
削る、磨く、切る
そしてこの「CreationSpace」にはグラインダー本体だけでなく、ヤスリや砥石と言った削る際に使用するビット、表面を磨く作業を行う際に使用するポリッシュビット、モノをカットする際に使用する直径32mmの円形刃などが付属しており、穴を開けると言った作業以外は付属している数々のビットだけで作業が十分行える様になっています。
またドリルビットなどは一般的なリューター用のビットとして販売されている直径3mmないし3.25mmのビットが幅広く使用する事が出来る様になっていますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/2065507286/creationspace-smart-grinder-and-polisher
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