この寒い時期寒いから温まろうとホットドリンクを購入しても最初は熱過ぎて飲めなくて飲み頃になるまで置いておこう暫くお喋りをして冷めるまで放置していたらショップの紙コップは意外に冷えるのが早くて次に飲もうと口につけた時は冷たくなっていたって経験はありませんか?
ですからこの時期だけは保温効果のある魔法瓶タイプのマグを持参すると言う方もおらますが、今度は魔法瓶タイプのマグはなかなか冷えてくれないので何十分経過しても熱いままで口をつけられません。
そう言う魔法瓶のなかなか冷えないと言う欠点をあるデバイスを内蔵する事で解決しなおかつそのギミックを保温の持続時間の延長に利用したのがこの「Muggino」です。
ではこの「Muggino」はどう言うデバイスを使い熱いドリンクを冷やしつつ飲み頃と言われる60℃前後(ホットドリンクの場合)の温度をキープする事ができているのかと言いますと、まずこの「Muggino」には熱電結合モジュール(TE)と言う熱を電気に電気を流すと加温したり吸温したりする半導体(ペルチェ素子と同様の性質を持った物質)を使用しており、この板状の熱電結合モジュールに電気を流すと一方の面は発熱しもう片方の面は片方の面が発熱したのを受けて吸熱が行われ温度が下がります。つまり原理はエアコンと同じで片方の面から片方の面に熱を移動させる事で冷やしたり温めたりする事ができるのですが、逆に片方の面を温めてもう片方の面を冷やす事で発電する事ができるのもこの熱電結合モジュールの特徴で、この「Muggino」はその原理を応用しています。
つまり、冬に「Muggino」に温かいドリンクを入れると熱電結合モジュールの片面はドリンクで温められ、もう片面は冷えた外気によって冷却され発電する事ができ、それを積極的に行わせる事で「Muggino」は飲み頃の温度と言われている60℃まで急速に冷却しその放熱で得られた電力を内蔵のバッテリーに蓄えて今度はその蓄えた電力を保温の為に使用しますのでこの「Muggino」は充電せずとも保温する事が可能なのです。
ただこの充電は残念ながらホットドリンクの時にしか使えません(コールドドリンクを逆に温めると温くなって美味しくありませんので)から、そう言う時は付属の充電パットを使用してワイヤレスチャージャーで充電する事になるのですが、この充電パットも気が利いていて、充電端子がmicroUSBとLightning端子の両方が用意されているのです。つまりiPhoneユーザーはiPhoneの充電環境をそのまま使え、AndroidユーザーはAndroidの充電環境をそのまま流用できる様になっていると言うわけです。
また保温するか保冷するかはスマートフォンにインストールしたアプリケーションを使い、Bluetoothを利用して「Muggino」に接続する事で自分の好みの温度を設定する事ができますし、また保温するか保冷するかの切替は取手の部分のタッチセンサーが入っており、2タップでインジケータが赤に点灯して保温、3たっぷでインジケータが青に点灯して保冷とスマートフォンでその都度アプリケーションを起動しなくても保温・保冷を切り替える事ができる様にも設計されています。
ちなみに「Muggino」の内容量は355mLですので、ちょうど350mLの缶ジュースが1本丸々入れる事ができる様になっているのもよく考えられていますよね。
なお詳細については下記 URLをご覧下さい
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