誰かと一緒に楽曲をシェアして聴こうとした場合、イヤホンやワイヤレスイヤホンでは同時に2人でしか聴く事は出来ません。
一方でスピーカーで聴こうとすれば周囲が騒がしいとノイズで楽曲がかき消されてしまいます。
そこで注目すべきはAuracasと言う技術で、Auracast(オーラキャスト)は、Bluetoothの新機能で、対応送信デバイスから複数の受信デバイスに音声を放送できる機能で、Auracas対応のワイヤレスイヤホンなら同時に何人でも同じ楽曲をシェアする事が出来ます。
そこで今回はAuracasに対応したワイヤレスイヤホン「Aero」をご紹介致します。
Bluetoothイヤホンとしての性能
今回紹介する「Aero」はAuracasと言うBluetoothの上位互換の規格に対応しているだけで、Bluetoothイヤホンとしてももちろん使用する事が可能で、Bluetooth5.3に対応し、連続再生時間は最大7時間と非常にプレイ時間が長いのが特徴になっています。
また充電ケース側ではフル充電にしておけば最大8回充電する事が出来ますので、1日の使用時間が7時間以下で1日の間にバッテリー切れで充電しなければならないと言う様な状況がなければ1週間は余裕でケースの充電をせずとも使い続ける事が出来る親切設計になっています。
そしてまた再生周波数は20〜20kHzとロングレンジになっており、SBC、AAC、LC3オーディオプロファイルに対応していますので、iPhoneなどでも高音質な楽曲を楽しむ事ができ、IPX5防水対応なのでスポーツなどを行い汗で濡れても大丈夫な仕様で、ノイズキャンセリング機能も搭載している事から騒がしい場所でも周囲のノイズを消してハッキリと聞き取る事が可能なワイヤレスイヤホンに仕上げられています。
Auracast Adapter
次にこの「Aero」には”Auracast Adapter”と名付けられたトランスミッターがオプションで用意されたり、最初からセットされたバリエーションなどが用意されています。
そのため、この”Auracast Adapter”にご自身の「Aero」を接続する事で直接”Auracast Adapter”からサウンドを受信する事が出来るのですが、例えば家族の中で耳の遠い方がいると言った場合、テレビのボリュームでちょっとしたもめ事が起こったりよくすると思いますが、この”Auracast Adapter”を直接3.5mmイヤホンジャックでテレビの音声出力に接続したり、テレビの前にこの”Auracast Adapter”を置いてテレビの音声を送信する様にセットする事でテレビの音声が聞き取り辛い方はハッキリと聞こえる様になりますし、音が大きくて困っていた方はやっと静かに聴く事が出来ます。
更に授業や観光などで、先生やガイドさんの声が聞こえ辛いと言った場合、教壇や前列の席の方のデスクの上にこのトランスミッター”Auracast Adapter”を置いてもらったり、直接手に持って話してもらえばマイクが声を拾って直接「Aero」へと伝えてくれますので、聞き取り辛さからも開放されます。
USB受信ドンクル
そしてまたこの「Aero」にはUSB-Aコネクタを採用したレシーバードンクルがオプションで用意されており、もちろん”Auracast Adapter”から送られたサウンドをPCで受信するものなのですが、受信した話し声などをAI翻訳ソフトに直接入力すれば話の内容を文字起こしして文章として残してくれますので、大学の講義や講演会などでは話された重要な内容を、会社の会議では議事録を簡単に残す事が出来ますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/nexumaudio/aero-auracasttm-headset
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