ペン型ツールと言うのはペンと同じ様な形状をしている事でコンパクトで携帯がし易いだけでなく、軽く長時間使用しても疲れ辛く、なおかつペン型で軽いと言う事で文字を書くのと同じ様な感覚でビットを動かす事ができるため、非常に細かな作業を行うのに向いています。
ただその小ささ故に機能的には制約が多く、トルク(パワー)がないだけでなく、ビットの回転スピードも予め設定されたスピードでしか回らないため、ペン型ドリルでは研磨ビットを使って細かく削ったりすると言った作業に向いていません。
そこで今回は、そう言った細かな作業にも対応したペン型ドリル「iFu ED2」をご紹介致します。
可変スピード調整
ペン型ドライバーやペン型ドリルの殆どが速度調整はスイッチを押す事で何段階か決められたスピードにしか調整する事ができず、この「iFu ED2」でもLow(5000rpm)、Mid(12000)、High(22000)とスピードモードでは3段階にしかスピードは変える事が出来ません。
ですがこの「iFu ED2」にはもう1つ”ステップレス”と言うスピードコントロールモードが用意されており、このモードを使うと5000〜22000rpmの間で速度を自由に変える事ができます。そのため、削る作業ではドリルの回転スピードが速いと、ほんの少しビットの先端が素材で当たっただけでも大きく削れてしまいますが、スピードが遅ければそう言った事を避ける事ができますし、際低速では150mN.m.と言う非常に強いパワーで削ったり、穴を開けたりと言った作業が出来ます。
しかもこの「iFu ED2」が調整できるのはドリルの回転スピードだけでなく、LEDの明るさも変える事が出来る様になっており、適切な明るさで使用する事でバッテリーの持ちを良くする事が出来ます。
10サイズのコレットチャック
次にこのペン型ドリル「iFu ED2」では、コレットチャック方式が採用されています。
ペン型ドリルは一般的にチャックを採用しているものが多いのですが、そんなに様々なサイズのビットを取り付ける事が出来るチャックを使う事が出来ませんので、基本的に使用できるビットと言うのは直径2.3mmサイズのものになります。
ですがこの「iFu ED2」では直径の細いビットを取り付ける際にビットをしっかりと固定するのに必要なコレットチャックが付属しており、最小直径1.0mmのビットから、最大3.17mmのビットまで使用する事が出来る様に全10種類のコレットチャックがついており、様々なサイズのドリルは研磨、砥石ビットが利用する事ができます。
様々な種類のビットが標準で付属
そしてこのペン型ドリル「iFu ED2」には10種類のコレットチャック以外に研削、研磨、エッチング、穴あけなどの加工を行う事が出来る20種類のビットが付属していますので、このタイプの工具を始めて揃える使うと言った場合でもこの「iFu ED2」を持っていればある程度の加工は行う事が出来る様になっています。
更にこの「iFu ED2」にはオプションとして60種類のビットセットも用意されており、これだけの種類のビットがあれば、色々な加工作業が行えますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
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