紫外線プリンターってご存じでしょうか?
インクジェットやレーザープリンターの様に家庭向けの紫外線プリンターと言うものはなく業務用のものしかないため、紫外線プリンターの存在を知っている方の方が少数ですが、紫外線プリンターを簡単に簡単に説明するとネイルなどに使われる色のついたレジンを噴射し、それに紫外線を当てて効果させて印刷を行います。
ですので紫外線プリンターではインクジェットやレーザープリンターでは無理な金属や木材と言った様な素材に直接プリントする事が出来ますし、紫外線で硬化する樹脂を噴射するため立体的な印刷も可能ですので、3Dと言う訳ではありませんが、立体的な印刷も行う事が出来ます。
そんなワクワクする様な機能を持つ紫外線プリンターを個人で使用できるレベルにしたUVプリンター「eufyMake E1」をご紹介致します。
見た目はインクジェット

今回紹介する紫外線プリンター「eufyMake E1」は、プリンターの方式としてはインクジェット方式になっており、6色のインクを使って1400DPIと言う非常に高精細な精度でインクジェットプリンターと同じ様に印刷が行えます。
ただインクジェットプリンターと違うのは噴射するインクは紫外線を照射すると固まるインクを使っていると言う事で、印刷を終えた後に紫外線を当てる事で噴射したインクを硬化させ印刷物を定着させます。
そして紫外線プリンターではまずプライマーと呼ばれるベースとなるインクを噴射した後にカラーのインクを重ねて行くため、プリントした印刷物は立体的になり言うなれば3D印刷が行え、素材がインクを吸収し易い素材であってもムラなく印刷する事が出来ますし、インクを弾いて終う様な金属の様な素材でも紫外線プリンターでは印刷が行え、紫外線プリンターで印刷できない素材はないと言えます。
ただこの「eufyMake E1」は個人向けのプリンターであるため一度に印刷する事ができる範囲は330×420mmになります。
カメラとレーザーを使って形状を正確に把握

次にプリンターと言えばプリンター用紙の様に長方形な形状のものに印刷を行いますが、この「eufyMake E1」ではどの様なものにでも印刷する事が出来る紫外線プリンターの性質を利用し、コースターの様な円形のものや、様々な形状のものにプリントする事が出来ます。
ただ単に印刷を行えば、位置決めをしっかり行ったとしてもインクがはみ出たりすると言った事もありますが、この「eufyMake E1」ではカメラとレーザーを使い印刷する素材の形状や素材が置かれている位置をしっかりと把握してからプリントするため、はみ出たり印刷する方がズレたりと言った事なく正確にプリントが行えます。

そしてまた、オプションで用意されているローターリーアダプタを使えば、ワインボトルやグラスなど回転させながらプリントする事も出来る様になっています。
DTFラミネート印刷
そしてまたこのプリンターにはオプションとして、DTFラミネート印刷が行えるアダプタも用意されています。
このアダプタを使う事でステッカーなども簡単に印刷する事が出来ますし、インクジェットプリンターを使って専用用紙にプリントしたとしても直射日光が当たる様な場所に貼ると早くて数ヶ月、遅くても1〜2年も経過するとインクが劣化しプリントしたものが見えなくなってしまいますが、このプリンターで印刷すれば何年も印刷物を劣化させせずに残す事が出来ますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/ankermake/eufymake-e1-the-first-personal-3d-textured-uv-printer
















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