プロジェクターが設置できない様なお宅でも手軽にシネマサイズで迫力ある映像を楽しむ事ができるデバイスとして20年前以上からヘッドマウントディスプレイと言うのはありますが、1つ困るのはメガネをかけているとヘッドマウントディスプレイを被る事ができない事です。
ではコンタクトレンズならヘッドマウントディスプレイと干渉しないから大丈夫じゃんと思われるかもしれませんが、若い頃はコンタクトレンズを目にはめてヘッドマウントディスプレイをかけても、見え方に影響を与える様な事はないのですが、年を重ねて老眼が入ってくると、近眼がきつい方でも老眼が進行して行き、コンタクトをはめていると手元が見えないと言う様な状況が出て来るからです。
そうなると非常にややこしくてピントの合う距離と言うのが狭くなって行きますので、1年前までは見えていたのに今ではボヤけて見えない、見えていても次第に映像がボヤけて来ると言う事が出て来ます。
そこで今回は視力矯正機能のついたヘッドマウントディスプレイ「GOOVIS LITE」をご紹介致します。
+3D〜-8Dまで視力矯正が可能
ではこの「GOOVIS LITE」の特徴の1つである視力矯正ですが、何と+3Dから-8Dまで調整する事が可能になっています。
つまり老眼の方から極度の近視と言うか視力0.1以下の弱視レベルの方までこの「GOOVIS LITE」は裸眼で使えますので、近視で老眼が少し入って来ている様な方でも、ヘッドマウントディスプレイの場合、数センチ先の目の前のモニターを見る訳ですから焦点距離は一定な訳ですから見ながら微調整して行けばちょうど合う位置が必ずあります。
また+補正ができますので近視ではなく老眼があると言う方でもこの「GOOVIS LITE」はハッキリと映像を見る事ができますし、左右別々に視力調整は出来ますので、裸眼での左右の視力差が大きいと言う方でも3Dシネマはしっかりと3Dで迫力ある飛び出して来る映像を楽しむ事ができます。
0.49インチMicro-OLED
またヘッドアップディスプレイには1つのディスプレイを左右に分割表示してするタイプと、この「GOOVIS LITE」の様に2枚のディスプレイを内蔵して左右別々のディスプレイを見るタイプとがありますが、どちらも見え方は同じです。
では何が違うのかと言いますと、1枚のディスプレイに左右の目で見る映像を表示するタイプは顔の横幅分はあるディスプレイが必要がありますので、大きなディスプレイを内蔵しなければいけません。
一方左右別々のディスプレイを内蔵するタイプはこの「GOOVIS LITE」の様に0.49インチと言うとても小さなディスプレイを眼前に置けば良いので製造コストが抑えられるだけでなく、消費電力も下がるだけでなく排熱も少なくて済むので、長時間見続けていても眼の周りが熱くなったり、レンズが曇ったりと言う事がないのです。
しかもこの「GOOVIS LITE」で使われているOLEDは有機ELと言ってiPhoneを始めとする最近の非常にディスプレイの綺麗なスマートフォンにも搭載されているディスプレイを使っており、この有機ELは素子そのものが発光する事からバックライトを内蔵したTFT液晶の様に画面に何も表示されていない状態で白っぽく光らず黒は黒とハッキリと表示されますので、映画などは20m先に600インチと言うシネマ同等の画質で迫力ある映像を見る事ができます。
5G WiFiサポートで高画質
そして映像の入力は有線によるHDMIの他、”GOOVIS LITE with Cast”によるWiFiによる映像転送もサポートしているのですが、この”GOOVIS LITE with Cast”は2.4Gの他に高速転送が可能な5Gもサポートしていますので、高画質な映像を再生する事ができます。
また再生するデバイスはWiFiに関してはDLAN、Miracast、AirPlay、EZMirarと言った映像転送規格の殆どに対応していますので、Androidスマートフォンやタブレットの他、iPhoneやiPad、MacやWindowsデバイスからも再生が可能となっており、様々な映像を楽しむ事ができる他、HDMI入力ではFPVドローン用のヘッドアップディスプレイとして使ったりと言う事もできますので、もし興味を持たれた方は下記URLにて詳細はご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/goovis/goovis-lite-the-clearest-giant-screen-personal-3d-cinema
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