多人数で行うスポーツの中でも、1人で練習する事ができるスポーツもあれば、相手がいないと練習できない様なスポーツもあり、特にテニスなどは相手がいないとサーブの練習は出来ても、相手のコートから飛んで来るボールを返したりと言った練習は出来ません。
そこで最近では、野球のバッティング練習だけでなく、卓球やテニスでもボールを出してくれるロボットなどがあり、本格的とは言えませんが、ある程度は本格的な練習を行う事が出来る様になっていますが、今回紹介するテニスロボット「Tenniix Pro」ならより実践的な練習を行う事が出来ます。
コート上を自在に移動
野球のバッティングマシンの様なボールを自動的に出してくれるテニスロボットと言うのは既に製品化されているものあり、結構パワフルなドライビンググラウンドストロークを出したり、高さのあるタワーロブを出したりする事が出来る様なテニスロボットもありますが、ロボットそのものの位置はコート上に固定されており、変える事が出来るのはボールのスピードや回転、そして飛ばす方向くらいなもので、これでも十分練習にはなりますが、基本的には同じ位置から方向を変えてボールを出す程度ですので、ボールの軌道と言うのは予測できある程度慣れてしまうと、飽きてしまう様な事もあります。
一方で今回紹介するテニスロボット「Tenniix Pro」は、コート内を移動する事が出来るクローラーを搭載しており、コート内を自由自在に移動する事が出来ますので、あらゆる方向からボールを出す事が出来ます。
しかもこのテニスロボットは本体を水平に左右46°まで回転させる事ができ、更に射出ボールに対して垂直方向に50°まで角度をつける事が出来ますので、コート上のあらゆる位置からあらゆる方向にボールを出す事が出来ますので、より人間を相手にした様な実践的な練習が行えます。
そしてまたこのテニスロボット「Tenniix Pro」では時速120kmもの超ハイスピードのドライビンググラウンドストロークから最大5000rpmにまで回転するドラムによって最大高さ8.5m
のタワーロブまで出す事が出来ます。
カメラで認識し正確にシュート
次にこのテニスロボット「Tenniix Pro」では、様々なボールを出すだけではなく、搭載されたカメラを使って相手を認識にトラッキングする事が出来るだけでなく、コートのラインも同時に認識する事が出来るため、より正確に指定された場所やギリギリの場所へとボールを出す事が出来ます。
そしてまた無線を使った位置認識システムであるUWBシステムを設置する事で、屋外のコートで逆光を浴びていてコートのラインや相手が認識する事が出来ないと言った状況下であっても自分の位置だけは正しく把握する事が出来る様になっており、どの様な環境下であっても正確にボールを出す事が出来ます。
そしてテニスロボットを固定した状態でベースラインボール、ムーンボール、ショートボール、バレーボール、キルショット、ボールフィード、ハンドフィードと言った7種類のボールを打ち返す練習を行う事が出来ますし、サーブの練習を行う際にボールをトスさせると言った利用が出来る様にもなっています。
音声コントロール
そしてこのテニスロボット「Tenniix Pro」には、音声認識機能を搭載したリモコンが付属しており、ロボットのスタートストップと言った以外に練習中にボールの種類を変えると言った事も練習に影響を与える事なく音声で行う事が出来る様にもなっています。
そしてまたこの「Tenniix Pro」ではダブルスモードも用意されており、ダブルスでの練習も行えますので、ここで紹介出来ていない機能を含めて詳細は下記URLをご覧ください。
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