私たちがよく口にするペーパードリップ式のコーヒーでは、注ぐお湯の温度だけでなく、お湯の量、そしてコーヒーの粉を蒸らす時間や注ぐお湯の量はスピードなどによって同じ豆を使ってコーヒーを入れたとしても大きく味は変わって来ます。
そのため同じテイストの味のコーヒーを抽出しようとするのであれば、時間をキチンと守る他に、プアオーバーケトルと言う注ぎ口が白鳥の首の様に長く曲がったヤカンが必要となって来ます。
そこで今回は、ペーパードリップ式コーヒーで重要な役割を果たすプアオーバーケトル「Enso」をご紹介致します。
交換可能な2種類の注ぎ口

プアオーバーケトルは注ぎ口がとても長いのが特徴で、この長くクネクネと曲がった注ぎ口は、ただ単に見た目、デザインを良くする為だけではありません。
実はこの長い注ぎ口と言うのはお湯を注ぐスピードと量をコントロールするのに適しており、ヤカンを傾けたその角度を保つ事でお湯は一定スピード一定量で注がれますので、ヤカンの角度さえ一定にする事ができれば、常に同じテイストのコーヒーを抽出する事が出来ると言う事になります。

そしてこの「Enso」に付属している注ぎ口”Still Spout”ではヤカンを20°〜50°の角度において1g/s〜16g/sと非常に細かくお湯を注ぐ量を調整する事が出来ます。

そしてもう1つの注ぎ口”Flex Spout”ではヤカンの角度25°〜50°においてお湯を注ぐ量を2g/s〜26g/sと”Still Spout”の倍のスピードでお湯を注ぐ事が出来る注ぎ口となっています。
お湯の温度を一定に保つヒーター

次に同じテイストのコーヒーを抽出する為の条件としてお湯を注ぐスピードやお湯の量にプラスしてお湯の温度も非常に重要になって来ます。
そのためこの「Enso」では専用のヒーターが付属しており40°C〜100°Cの間で1℃単位で細かくお湯の温度を設定できるだけでなく、設定温度に達すればヤカンを乗せたヒーターが光って知らせてくれますので、お湯の温度も一定に保つ事が出来、安定して同じテイストのコーヒーを抽出するコトが出来ます。
手入れのし易いマグネットダイヤル

そしてお湯の温度を調整する為のダイヤルはマグネット式のダイヤルとなっており、ダイヤルを外すとフラットになっているため、誤ってこぼしてしまった時の手入れなども非常にし易くなっていますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/palatti-dripper/palatti-enso-gooseneck-electric-kettle















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