”POWERUP”と言えば!!モーターがつき、スマートフォンで自由自在に飛ばす事のできる紙飛行機として有名です。
今では大手ECサイトでも家電量販店でもトイショップやバラエティーショップでも購入する事ができますので、既に持っていると言う方も多いのではないでしょうか?
さてこの”POWERUP”はバージョンアップを繰り返し、飛行性能の向上や中にはCCDを内蔵して空撮も行えるバージョンが登場するなど、バラエティーに富みなおかつ改良が日々加えられているのですが、機体の安定性だけは紙飛行機を折る方の技量に寄るところが大きく、ちゃんと折っているのにも関わらず飛ばすとすぐに機体が傾いて墜落してしまうと言う事がよくあり、悩みの種となっています。
ですからそう言う訴えをされる方が多かったのでしょう。今回紹介する「POWERUP 4.0」は機体の安定性が素晴らしく向上しています。
左右非対称でも飛ぶ秘密
さて、この「POWERUP 4.0」は機体の安定性が大幅に上がった事は前述しましたが、その安定性能は紙飛行機が左右非対称で折られていても変わらないだけでなく、極端な話、片方の翼の先を落としたとしても安定して水平飛行する事がこの「POWERUP 4.0」ではできるのです。
ですから従来の”POWERUP”の様に手から離れた瞬間に地面に突き刺さる、真っ直ぐ飛んでいたと思ったら横スライドして墜落すると言う事もこの「POWERUP 4.0」では無くなります。
ではどうしていきなりそんなに安定性が良くなったのでしょうか?
以前の機体とこの「POWERUP 4.0」を見てもらうと、従来の”POWERUP”は1本のプロペラを回して推進力を得て、1本の垂直尾翼でコントールしていたのに対し、この「POWERUP 4.0」はカメラを搭載した”PowerUp FPV”同様にツインモーターが採用されているのです。
つまりツインモーターにして左右のモーターの回転数を制御する事で、機体を安定化させるだけでなく、飛行スピードのアップ及び曲芸飛行まで出来る様になっているのです。
3つの曲芸飛行
そして「POWERUP 4.0」の曲芸飛行はパイロット、コントローラー自らが機体をコントロールするのではなく、スマートフォンのボタンをワンタップするだけで眼を瞑っていてもできる様になっています。
その曲芸飛行の内訳は”宙返り”、”バレルロール”、”ハンマーヘッド”っと、紙飛行機ではとても実現できない様な飛行を自動で行わせる事ができるのです。
Pro Kitでパワーアップ
そして”Pro Kit”には夜間飛行を可能にするLEDキットが内蔵されており、両翼の先端にLEDバーを取り付ける事で夜間に飛行させても機体を見失わず飛行させる事ができる他、主翼の先端に取り付ける事でLEDは矢印の様に見える様になっており、飛んで行く方向を知る事もできる様になっています。
更に”Pro Kit”には”POWERUP 3.0”で登場した地上滑走して離陸する事のできる主脚(車輪)も付属しており、手投げ飛行以外に道路を滑走路に見立てて自力で離陸して飛行させる事もできる様になっています。
またツインモーターになってもバッテリー容量を増やして”POWERUP 3.0”同様の最大連続飛行時間10分は死守しておりますので、もし興味を持たれた方は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/393053146/powerup-40-smartphone-controlled-paper-airplane
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