超音波カッターって言う切断工具はご存じですか?
超音波カッターと言うのは、高速で刃を振動させる事で刃を素材に打ち付ける事で硬い素材もそう力を入れなくてもカットする事が出来るだけでなく、振動によって生じた熱によって樹脂などの熱で溶ける素材は熱で柔らかくしてカットする事ができ、ほとんど力を入れずとも加工できると言う特徴を持っています。
そのため、これまで力を入れて加工しなければならなかった素材なども楽に加工する事ができ、疲れないと言うだけでなく加工スピードも上がるなどのメリットがあります。
そして今回紹介する超音波カッター「UC02」は何とペン型でどこにでも持って行く事が出来ると言う携帯性の良さが魅力的なポイントになります。
バッテリー内蔵だから取り回しが楽

超音波カッターは元来、コンセントに電源ケーブルを差し込むタイプしかありませんでしたのでコンセントのある場所でしか使用する事しか出来ませんでしが、、ペン型タイプの超音波カッターの登場により、ペン型の超音波カッターは30W(15V/2A)以上の出力性能を持つUSB電源やUSB-C PD出力に対応したモバイルバッテリーがあればどこででも使用する事が出来ますので、様々な場所へ超音波カッターを持って行き使用する事が出来る様になりました。
ただこれまでのペン型超音波カッターは電源を内蔵していませんでしたので、USB電源やモバイルバッテリーと電源ケーブルと接続していなくてはならず、細かく動かそうとするとこのケーブルが邪魔で、運悪くケーブルに引っかかり誤って切断してはいけない部分を切断したりする事がありましたが、この「UC02」ではバッテリーが内蔵されており、電源ケーブルがあっても使用する事が出来ますが、バッテリーだけでも使用する事ができますのでケーブルがなけれは刃先を細かく動かす事が出来ますので、細かな加工も失敗せずに行えます。

そしてバッテリーで言えばこの「UC02」ではバッテリー残量が減って来ればバッテリーを交換する事が出来ますので、バッテリー残量が少なくなりすぐにバッテリーが切れて使えなくと言う様な事はバッテリーを交換すればなくなります。
目的に合わせてモードを使い分け

次にこの超音波カッターにはONとAUTOと言う2つのモードがあります。ONモードは常に35Wのハイパワーで動作するモードで、この超音波カッターのON/OFFボタンを押す事でON/OFFを切り替える事が出来ます。
そしてAUTOモードは文字通り、刃先にかかる圧力を検知し出力を変えるモードで、刃先を加工対象の素材に当てるとその圧力を検知し出力をONにし刃先を放すとOFFになりますので省エネにも繋がりますし、樹脂などの素材を加工する場合、出力が大きいと溶かしてしまう樹脂の量なども増えてしまい加工面が凸凹になるだけでなく余分に樹脂を溶かしてしまったりする事がありますが、AUTOモードならそう言った事も防げます。
またこの超音波カッターには刃先部分にLEDライトを内蔵しており、刃先のON/OFFに合わせてLEDライトの点灯/消灯を自動的に制御し、超音波カッター使用中は常に加工面をLEDで明るく照らし出す様になっています。
オプションで用意された豊富やヤスリ

そしてペン型の超音波カッターの中には切断用の刃の他に研磨用のヤスリが付属しているペン型の超音波カッターもあるのですが、この「UC02」にはオプションで#400から#1000番までの4種類のヤスリ刃がラインアップされており、カットした後の切断面の仕上げも行う事が出来ます。

そしてまたこの超音波カッターには、オプションでスタンドがラインナップされており、超音波カッターを固定した状態で加工する素材を動かしつつ超音波カッターの刃先に当てて加工すると言った今までの超音波カッターでは出来なかった加工を行う事が出来ますので、もし詳細をご覧になりたい方は下記URLをご覧ください。













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